YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

「祝祭的」ロマンティック?!


今年の聴き初めは、

ブロムシュテット指揮のN響第1610回定期。
モーツァルトの「プラハ」とブルックナーの「ロマンティック」。

響かないNHKホールで音楽は聴きたくないし、
サントリー定期だと切符が取れないし
よろしくない評判を聞く割にはチケットが高い
ということで、N響は滅多に聴かない。
とはいうものの、ブロムシュテットで「ロマンティック」。
かつてFMで散々聴いたこの指揮者もおん年81歳。
05年11月の1553回で
病気キャンセルしたサヴァリッシュを聞き逃したように、
とうとう実演は聴き損ねた、なんてことになりかねないし。

当日券売り場に並んでみると、S席は売り切れ。
ということであればと、3,460円で3階R4-17というD席を確保。
対抗配置の舞台は豆粒だけれど、それほど遠くはないか。
「プラハ」は10型で反復は全てやって、ごく普通のモーツァルト。
この「ごく普通」ってのが、最近なかなか当たらないもの。
控えめにブラヴォーが出てたけれど、それほどのモンかという気も。

休憩後の「ロマンティック」は
この人の十八番というべきレパートリー。
普通、指揮者は老いると
テキメンにテンポが遅くなったりするわけだけれど
この人に限ってはそんなこともなく。
「ロマンティック」というよりは「祝祭的」な
昔通りの安心できるカチッとした楷書的ブルックナー。
N響は相変わらずの強力な弦と、
時折不安定な管という、放送で聴くいつも通りの姿。
中では、3楽章が一番愉しかったかな。

終演後は盛大なブラヴォー。
しかし、ホール出口で二人組の客の
「なんか、崩落が始まってるって感じだね」
「来週のシベリウスで見極めよう」
という辛口評の方が心に残るってのは、
ちと寂しい聴き初めだったか。
巧い人たちがそれなりにきちんと仕事しているのに、
どうしてこのオケの音楽からは、
一瞬の気合とかオーラが感じられないのだろう(・_・?)。
昔から謎である。
スポンサーサイト
  1. 2008/01/12(土) 23:27:00|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。