YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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消しがたいもの



シティフィル第220回定期は
飯守泰次郎指揮でニールセン「不滅」がメインのプロ。
オペラシティのこの椅子も、だんだん馴染んできたかな。
秋シーズンはお休みするものの、
9月の「トリスタン」と11月のマーラー9番のチケットはもう買ってある。

休憩前、エルガーのヴァイオリン協奏曲は千々岩英一の独奏。
この協奏曲、ハイフェッツのディスクで聴いた事はある程度。
曲の始まり、シティフィルの伴奏はちょっと荒っぽい。
というか、こんなデカい音では独奏をかき消すのではないかと不安に。
しかし、先週のコルンゴルトとは違って
作曲技法がこなれているのだろう、ソロもオケも音楽が見通せる。
千々岩は美音勝負というよりは、筋肉質な音かしら。
大きな音が出せて、この人はブラームスの協奏曲なんかいいと思う。
ちなみに渋いプロにも関わらず、1階はほぼ満席。
この曲、さほどメジャーな協奏曲ではないと思うのだけれど
意外な大拍手。
いつものシティフィルの客層とは、ちと違うような気もした。

休憩後は「不滅」。
この名が通り名になっているけれど、実際は「消しがたいもの」。
飯守の紡ぐ音楽の柄は大きくて、
一昨年の都響よりも、大掴みに音楽が推進されている感じ。
終楽章は見事な推進力。
ティンパニの掛け合いはちょっとうるさかった。
実演だと、どうしてもこうなっちゃうのかなぁ・・・。

いい演奏会だったと思うけれど、実はいまひとつ集中できず。
この晩、お隣の席のおじさん。
演奏中音を立ててプログラムを開け閉めしたり
ボールペンをカチカチさせながら時計を見てタイミングを記録したり。
1階やや後方の席だというのに、双眼鏡で舞台を見たり。
その割には、聴きドコロの肝心なところで寝てたり。
ちょっとイライラしてしまって、存在を意識から消そうと
目をつぶって集中する努力もしたのだけれど。

ま、こんな夜もあるさ。
これも含めて実演の妙です、ええ。
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  1. 2008/06/27(金) 20:58:00|
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