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予定外に時間ができて、中野まで。
【The ファンタジー オブ クラシックPart? 東京室内管弦楽団 Art of Inspiration】
6月5日(金)19時 なかのZERO大ホール
橘直貴=東京室内管弦楽団 舘野泉(p)
●グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲
●ベートーヴェン:「運命」
●ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
●ラヴェル:ボレロ
http://nicesacademia.jp/kouen/kouen090605.html
なんともまぁ、音楽の色合いを無視したいやはやなプログラミング。
東京室内管弦楽団という名前の団体は始めて聞いたけれど
鑑賞教室の仕事などをしているフリーランスのプロ団体らしい。
12-10-8-6-5という編成は「ルスラン」「ボレロ」には当然必要だけれど、
「室内」という名から想像するものよりはかなり大きい。
ワタシは舘野の「左手」だけを目当てに行きました。
舘野の「左手」は3回目。
彼は今やこの曲を引っさげて高評を得ているけれど、
ワタシは舘野の演奏に十分納得できなくて。
http://yosibei.blog10.fc2.com/blog-entry-324.html
http://yosibei.blog10.fc2.com/blog-entry-138.html
普通なら明確にするメロディ線の扱いが、必ずしも明確でないという点。
これまでそれをミスタッチとしか把握できなかったのだけれど、
どうやら彼は解釈としてそうしているらしい。
それが、3回聴いてわかりました。
彼ほどの高名なピアニストに、指揮者は必死で縦の線を合わせようとするもの。
でも、カチっと合った演奏には3回とも巡り合えませんでした。
アンコールはカッチーニ「アヴェマリア」。
このオケ、抜群に巧いとはおよそ言わないものの
目立った不満は全く感じさせないコンサートでした。
なかなか熱演だった「運命」はピリオドとは無縁な演奏だけれど、
鑑賞教室でピリオドアプローチされても先生が困っちゃうだろうし(^_-)。
チェロトップのおじさんが、全曲、今時珍しく身体を左右に揺らし
ノリノリで弾いていたのが印象的な晩でありました。
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- 2009/06/05(金) 23:53:14|
- くらし
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