YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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すみません、よく寝ました。

s0226.jpg

コンサート通いを生業としているわけではないので
義務で聴いているでなし、演奏中寝る時もあります。
本当にひどい演奏の時はそうそう眠れないもので
ある程度心地よかったという証拠?でもありますが、
睡眠不足でもなかったのに、今宵はしっかしよく寝ました^^;。
シティ定期、相変わらず入りがあまり芳しくなかったのですが
シューマン4番にブラームス2番というやたら重いプログラム。
68年生まれ、レーゲンスブルクのGMD、阪という人はこれが初めて。

【東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団▼第236回定期演奏会】
2月 26日(金)19:00 東京オペラシティ・コンサートH  
指揮―阪哲朗
●シューマン…交響曲第4番
●ブラームス…交響曲第2番
1F23-10

オペラシティでのシティは、基本よく低音が響くものですが、
そこそこ速いテンポながらシューマンもブラームスも轟々たる低音。
2曲ともそういうやり方はある曲ですが、
とにかく轟々たる低音で良く言えば豪放壮麗。
今宵の自分にはpやppが乏しい単調な音楽造りに感じられました。

先日読響のセーゲルスタムは
バストより上だけでタクトが動いていましたが、
阪は膝から上全部動き、なおかつほぼ全ての入りに向き直って指揮。
この指揮者、実によく舞ってくれてまるでエアロビクスかと^^;。
あれだけ大熱演で運動量があれば、そりゃ太れまい…。
見てて忙しいことこの上なし。
こういう時、ワタシは視覚情報に惑わされないよう
よくやるテとして、目をつぶって聴いてみたりします。
今日は舞台を見ずに、上方のオルガンを見ている時間も長かった^^;。
で結果、気持ちよく睡眠鑑賞してしまった、というわけです。

大熱演だし、オケは気持ちよさそうに弾いていたし
終演後はブラヴォーもかかっていましたが…。
大植英次と同様、ワタシの中でこの指揮者はしばらく寝かせておきます。
ではおやすみなさい。
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  1. 2010/02/26(金) 23:26:37|
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何か騙されたような?夜。

10番・9番と続いたマーラー3連闘の最終日は、
その昔NHK-FMでお馴染みのセーゲルスタムで「夜の歌」。

【読売日本交響楽団 第 490回定期演奏会】
2月 19日(金)19:00 サントリーH
指揮―レイフ・セゲルスタム
●マーラー…交響曲第 7番《夜の歌》
1F21-15

テノールホルンが強奏され、やたらゆっくり始まった冒頭。
このままクレンペラーかマゼールばりにやらかすか
と身を乗り出すと、主部は普通に動きはじめホッと一息。
ところが音楽の呼吸は不思議に途切れないものの、
セーゲルスタムはとにかく細かくテンポをいじりまくる。
たくさんマーラーも演ってきたこの指揮者の
あっさり部分とこってり部分の分け方がいまいち分からない。
不思議な気分のまま1楽章終了。
しかし、ハイトーンがピシっとキマった読響の金管陣、好調♪

実のところ、その昔この曲の実演に初めて接した
ケーゲル=都響の時からそうなのだけれど、
この曲の中間楽章はつい居眠りする困った癖がついていて
終楽章のティンパニで目が覚めるという体たらく^^;。
ところがこの日、2楽章でぐっと音楽は落ち着いたものの、
何をやらかすかわからないセーゲルスタムを見ていると、寝るどころじゃない。
普段この楽章に感じない「角笛」の残像を見た。
中低域が分厚い読響の音色はこの日実に心地よく、
オーケストレーションが手薄な10番をセーゲルスタムで演ったら
いったいどうなっただろう?と感じさせられる。
3楽章の中間部では、ウィンナワルツに思いっきり振って
ヴィオラ・ソロが実に雄弁。美しい。
4楽章では、また「角笛」の世界に戻る。
クレジットは無かったけれど、ホルンの1番は外国人奏者の客演。
巧いけれど微妙に音色が浮くのが、オケというものの不思議。
コンサートマスターはD・ノーラン。各首席も巧い。

終楽章はまた移りゆくテンポの世界へ。
先週の東響のように、4番奏者まで全てが統一されてはいないのだけれど、
ドイツの良質な放送オケの録音を聞いているような錯覚に陥る。
終結に向けて息の長いアチェレランドをかけ、
コーダは大音響の大円団ながら音が汚くならない。
要はこういう音楽を引き出す能力が、この指揮者にはあると言うこと。
終演後何かキツネにつままれたような気分になりつつ
盛大なブラヴォーには納得の一夜でありました。
  1. 2010/02/20(土) 23:46:19|
  2. 音楽
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元旅客機ヲタ、今朝の夢。

20100215141634.jpg

名も知らぬブラジルの都市に行こうとして、成田まで行き無事出国。
JAL737-846にボーディングし、5Lの席に座ろうとすると先客。
で、自分のチケットを見ると
1月26日の便だったというオチ。

とまあ、ツッコミどころ満載の夢で今朝は起き、
お犬2匹はトリミングに行きました。夜には帰ってきます。
写真は昨日のランチ(900円)。
チキンのポトフ。あまりに美味くてご飯おかわり(*^_^*)。

PS.ちなみにツッコめるところ、あなたは何箇所見つけましたか(・・?。
  1. 2010/02/16(火) 10:35:06|
  2. くらし
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9番の実演は、しばらくもういいや。

東響3連闘最終日、マーラー3連闘の中日は大友=東響の9番。

マーラー9番という作品、
思い入れがあり過ぎて生半可な演奏では全く満足できないので、
大友らしい楷書的演奏を想定、入れ込まないよう注意しつつ席に。
結構たくさん聴いているこの曲の実演、
ちなみに前回は08年11月14日、オペラシティの飯守=シティ。

最初のhrでコケると、実演ではもう後何をやってもダメな曲ですが
東響の極めて高い合奏精度を遺憾なく発揮。
一楽章390小節まで、このままディスクにしても十分かと。
大友は全体的にやや早めのテンポで、
押し付けがましい過度な表情付けは何もなく、引きずらない。
それでも「白く燃えあがる音楽」といったらいいのかしら。
もっとあざとくやる術はあるし、
そういうアプローチの方が基本的には好みだけれど、
1楽章冒頭からひたひたと引き込まれ、後半ではうるうる。

2楽章の音程もガチっと合った暖かい音色の木管アンサンブル、
3楽章のあえかなtpソロなど、東響の巧さが随所に。
精度がさほどでもないオケがたまにカチっと合わせてくれると
ぐっと音楽が白熱するものですが、
こういう精度の高いオケがわずかに乱れても、表現のほとばしりに見えるもの。
終楽章冒頭で、高木くん率いる14-10-10-10-8の弦は意外な強奏。
でも汚くならない。
いつしか久々に微かに落涙。
曲が進んで148小節のvc、155のvaソロも本当に美しい。
とにかく弦も管も、ソロだけが巧いのではなく、
例えばtbソロとそれに合わせるfgやcl群が
ハーモニーもアーティキュレーションもキチっと合っている!

最後の音が静寂に溶け込んだあと、
簡単にブラヴォーをかけられない、いい演奏でした。
9番の実演は、しばらくもういいや。
  1. 2010/02/14(日) 18:55:50|
  2. 音楽
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タコ祭、ふたたび。

20100211152733.jpg 20100211164115.jpg

昨年在京プロオケはもちろん、
海外オケの来日公演もいくつか聴いた中で衝撃を受け、
結局昨年の個人的ベストコンサートとなった
ショスタコーヴィチ専門アマオケ「オーケストラ・ダスビダーニャ」定期。
個人的通称「タコ祭」^^;に、一年の時を経てふたたび。
ショスタコを聴く機会は昨年定期以来
録音・実演とも激増しましたし(前年同期比352.8%?)、
それなりにショスタコの語法に慣れてきた体感はあります。

【オーケストラ・ダスビダーニャ第17回定期演奏会】
2月11日(木・祝)14:00 すみだトリフォニー大H
指揮 長田雅人 丸山泰雄Vc
●ショスタコーヴィチ…映画音楽『ベルリン陥落』より抜粋
             チェロ協奏曲第2番/交響曲第6番
3F5-9

とはいえこれがまた、3曲とも知らない曲で、辛うじて6番だけは少し予習。
プログラムによれば「ベルリン陥落」はダスビ版と言うべき独自の抜粋。
特に4番目に演奏された「ゼーロウ高地へ突撃」は
極濃ショスタコ風味満開で2ndVnの後方プルトに至るまで、ノリノリ。
初めて聴いた気はしません♪
第2チェロ協奏曲は解説通り、超絶技巧を含む非常に晦渋な作品。
協奏曲の伴奏に15-13-12-10-10の分厚い弦で、ちょっとびっくり。
ワタシ自身はあまりに晦渋過ぎて少し疲れました。
同行J氏によれば「独奏者に音色の変化がもっとつけば違う結果になる」
とのことだったので、そういうものかもしれません。
アンコールに映画音楽「熊アブ」からノクターン。

休憩後6番。
2楽章以降、予習したディスクより速いテンポで
技術的についていけなかったように見える部分もチラと。
しかし全体としては、やはりショスタコの音楽を知悉するダスビ。
「ベルリン陥落」の時には、このオケらしいブンブン鳴る低減の音がしなくて
昨年の芸劇とホールが違うせいなのかな?と思っていましたが
協奏曲以降は豪放な低弦の魅力をすみだで出してくれました。

アンコールは大サービスで映画音楽から2曲、
「モスクワ=チェリョームシキ」からA.コーナル編「モスクワを疾走」と
「コルジンキナの冒険」から白川編「追跡」。
  1. 2010/02/11(木) 22:51:39|
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お見事!飯森範親の十八番♪

個人的に偏愛している曲が並んで見逃せない
「東響3週連闘」の中日はオペラシティ。
「ジュノム」は、リリー・クラウスのコンサートホール盤で
ガキのワタシがクラシックを好きになったきっかけの曲。
「カルミナ」は12月20日に大友指揮=洗足学園を聴いたばかり。

【東京交響楽団▼東京オペラシティ・シリーズ第53回】
2月 7日(日)17:00 東京オペラシティ・コンサートH
指揮―飯森範親 河村尚子p
吉原圭子S 高橋淳T 田智宏Br
横須賀芸術劇場少年少女合唱団 東響コーラス
●モーツァルト…ピアノ協奏曲第9番《ジュノム》
●オルフ…世俗カンタータ《カルミナ・ブラーナ》 
1F26-9

河村のソロで「ジュノム」。
このホールでピアノを聴くとありがちですが、音の粒がぼやけるんですよね。
もう少しエッジの利いた音の方が好みです。
古典では抜群に精妙な東響のアンサンブルをバックに、
客席は沸いていたし悪くはないのだけれど。
アンコールはR.シュトラウス…「ひとりぼっちの泉で」。

飯森の「カルミナ・ブラーナ」は05年8月8日川崎
当時はシャイーの下敷きが垣間見えたのものの
それでもブラヴォーものの演奏を経験しています。
5年弱の時を経て飯森の棒は"O Fortuna!"から
先週のマーラー10番とは見違える確信に満ちた音楽づくり♪
昨年12月大友は曲間たっぷりインターバルを取って
その点はあまり好きではなかったのですが、飯森はほとんど通しで演奏。
合唱も人数は洗足の半分位のはずですが、
声量・ディクション・音程ともさすがの東響コーラス。
「酒場で」からは川崎の時と同じように、小道具やら
歌手が指揮台上の飯森を突き飛ばしたりの振付やら。
愉しくやらかしてました。
しかし演奏は正確かつ熱を帯び、
テンポ設定等も前回よりさらに熟成したもの。
吉原が舞台上横に足を投げ出して座り"In trutina"を歌ったときは
キャスリーン・バトル往年の名CMを思い出しました。

http://www.youtube.com/watch?v=5rBEcokvsF0
(2分50秒から5分2秒までどうぞ)

もはや「カルミナ・ブラーナ」は
どこに出しても戦える(?)飯森範親の十八番!
遠慮なく心からブラヴォーを掛けさしてもらいました♪
  1. 2010/02/07(日) 22:21:00|
  2. 音楽
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うるさくない「ローマの松」で好調示す矢崎=シティ。

先日定期でフランスものを好演したコンビが
芸劇で聴けるということで2日前にチケットを確保、
時間配分を間違いつつ開演ギリギリ何とか駆け込みました。

【都民芸術フェスティバル オーケストラ・シリーズNo.41 東京シティ・フィル】
02/03(水) 東京芸術劇場 19:00
指/矢崎彦太郎 独/漆原朝子vn
●メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」,ヴァイオリン協奏曲
●レスピーギ:交響詩「ローマの松」

いつものオペラシティと違うせいもあるのでしょうが
「イタリア」の最初から、これまでシティから聴いたことのない
澄んだ明るい響きとリズムの推進力にビックリ。
金管はまぁいつも通りでしたが^^;ヴィブラート少なめで弦の良さが際立ちます。
こういう新鮮な「イタリア」は、ぜひまた聴きたい。

漆原姉妹。
放送等ではもちろん昔から知っていますが、実演は初めてかも。
漆原朝子はこの日45回目のメンコン演奏だそうですが、
筋肉質な響きがやや単調に感じたものの、
安定したテクニックで終楽章を華やかに。
アンコールでバッハを弾いた漆原に、矢崎がマイクを持ってインタビュー。
その後方で編成替えという定期ではまず見られない珍しい図。

「ローマの松」。
オケだけでなく吹奏楽でも実演に数回接していますが
こんなうるさくない「ローマの松」は初めて!
全体にゆっくり目のテンポながら音楽が澱まず
特に「ジャニコロ」ではラヴェルの最上のオーケストレーションのような
シルキーな美しさ。
曲が進み、とかく「アッピア」は最後大音響で盛り上がって終わり、
という演奏がほとんどですが、鳴り切っているのに
当夜の矢崎は=シティはこの音楽をうるさくしませんでした。
こういう技術も芸のうち。
しばらく矢崎彦太郎をフォローしたいと思います(^^)。

アンコールはBWV1004-3(漆原)と古代舞曲「シチリアーナ」(オケ)。
ちなみにこのフェス毎度のことですが、各オケ定期よりも低料金のため
聴衆のマナーが必ずしも宜しくございません^^;。
余韻が消える前の拍手等、四半世紀前の流儀が横行します。
その点はあらかじめ覚悟のほどを。
  1. 2010/02/03(水) 23:00:00|
  2. 音楽
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