fc2ブログ

YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

AYO2 & RJAA

AYOLogotype_C_Formal.jpg aim_j.jpg

初電帰りという、年齢を考えれば相当なムチャの結果
お昼近くにやっと起き出し、また初台へ。

【アジアユースオーケストラ20周年記念コンサート《東京公演2日目》】
8月28日(土)14:00 東京オペラシティ・コンサートH
指揮―リチャード・パンチャス ジャン・ワンvc
●R.シュトラウス…交響詩《ドン・キホーテ》《ドン・ファン》/楽劇《ばらの騎士》組曲

シュトラウスの交響詩のうち《死と変容》《ドン・キホーテ》の2曲は
割と敬遠してきた曲なのだけれど、前夜に続きジャン・ワンのソロは闊達。
《ドン・ファン》に続き《ばらの騎士》組曲。
ことばと密接に結び付いたオペラの各場面をパラフレーズするより、
音色・テンポ共やや交響詩に振った感じの演奏。
ただこの曲に関してだけは、もっと美しい音で陶然とさせて欲しかった。
とはいえ、最後のワルツで1stVnから徐々に立ち上がって
Vcとごく一部の管以外は総立ちになったのは面白かった♪
シモン・ボリヴァル以降流行りかしらん(^^)。

演奏に格別感動したわけではないのだけれど、アンコールで
「この日が最後」「青春」「夏の終わり」「ニムロッド」と揃うと
思わずウルっと来たのは、聴き手の自分が歳をとったというコトなのだろう。

で、29日(日)。
水曜から帰国していた飲み友達Nと、昼食を取ってから
久々に周波数をインプットしておいたエアバン持参で成田。
1タミでNを降ろしてから航空科学博物館を初訪問。
展示内容の古さにちと驚きながらも、
久々にAIM-Jを買って帰った夏の終わりであります。
で、自分も2週間後には、ここから飛行機に乗るんですが、ね(^^)。
  1. 2010/08/29(日) 20:10:00|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

RJTY & AYO1

Yokota.jpg KC135.jpg

中に入れるのは一年でこの日だけということで
22日は灼熱の炎天下、初めて横田基地(RJTY)の友好祭へ。
KC135などが見られましたが、エプロンの暑さはそりゃもう。

相変わらず溶けそうな8月後半、コンサートは夏枯れの季節。
ミューザ・サマーフェスタが終わると、後半の
東京音楽コンクール本選かアジア・ユースまではお休みだけれど
昨年に引き続き初台へ。

【アジア・ユースオーケストラ20周年記念コンサート《東京公演1日目》】
8月27日(金)19:00 東京オペラシティ・コンサートH
指揮―ジェームス・ジャッド ジャン・ワンvc
●シューマン…チェロ協奏曲
●マーラー…交響曲第5番
3FR1-49

シューマンの協奏曲ってどれもどうも苦手で、
この曲も初めて聴いたに等しい状態。
いい加減な聴き手には開始楽章第1主題のパッセージが
「ハイ、それまでヨ」に聴こえ、思わず苦笑(^ ^)。
http://www.youtube.com/watch?v=a8OPzwnLFCc
そんなワタシにもジャン・ワンの闊達なソロは心地良うございました。
アンコールはバッハ2曲。

マーラー5番は冒頭のtpソロがキマり、テンポも早めで快調。
とにかくヘンに音を置きに行かず、朗々と大きな音を出し好感が持てる。
3階のこの席ではうるさいくらい。
もたれない演奏で気に入ったのだけれど
終楽章、hrソロのモットーがひっくり返ってしまいガックリ。
こちらのショックが終楽章中盤まで尾を引いたのと、
アダージェットまでの流れで想定していたテンポより気持ちもっさりテンポで
いまいちノリ切れないまま曲が終わってしまった^^;。
でも、一般的には十分好演の部類。

終演後、新宿で一献。
「ロマンティック」にまつわる諸事情により、数年ぶりの初電帰り。
久々に疲れ果てたよ^^;。
  1. 2010/08/28(土) 13:40:00|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

帰京後あれこれ

まだまだ酷暑が続きます。
ちょっとお犬の散歩に出るだけでTシャツびしょびしょ。
宮古に行っている間、2匹のお犬は病院に預けていたのですが
血液検査の結果が思いのほか悪く、拙宅の駄犬好兵衛は
肝臓療養食と各種サプリで生き永らえることになりました。
見た目、ここ最近と特別変わった様子はないのですが
正直、満15歳の誕生日を迎えられるか微妙です。
以下、まとめ日記で失礼をば。

【12日(木)】
グラッチェガーデンズで昼メシの後、川崎のラゾーナへ。
懸案だったCrocsを購入、しかしいまいちサイズ小さくマメできる。

【13日(金)】
高田馬場のライブハウスで友人の弦楽四重奏他。
《第1部》展覧会の絵・愛の喜び・星に願いを・ムーンリバー・「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」全曲を弦楽四重奏で。
《第2部》タイスの瞑想曲(Va+Hf)・バッハ-無伴奏チェロ組曲「前奏曲」・マーク・サマー:「チェロ無伴奏」(Vc)・パガニーニ「カプリス24番」vn・モーツァルト-Vn+Va二重奏曲ニ長調・チャルダッシュ(2Vn+Hf)
《第3部》オリーブの首飾り・少年時代・クローストゥユー・イエスタデイワンスモア・天城越え・津軽海峡冬景色・ドヴォルザーク-アメリカ1楽章を弦楽四重奏で。
《アンコール》
ブラームス-ハンガリー舞曲第1番・情熱大陸
盛りだくさんでした♪その後副都心線でZ店。

【14日(土)】
渋谷のイベントに行きましたがあまりの蒸し暑さにダウン、
ちょっとぶらついて退散しました^^;。本当に暑かった。

【15日(日)】
クルマで横浜、アウトレットに行くも、また結局何も買わず。

【16日(月)】
IDEのDVD-RWドライブが必要になり、アキバ。
昼食はひつまぶし。
久々に飛ばしたくなり、FS-X(マイクロソフト・フライトシミュレータX)購入。
家に帰ってインストール、久々飛ばすもぐだぐだ^^;。

【17日(火)】
上野原ICを下りて数キロある友人の病院に見舞い。
山の中だから涼しいかと思いきや、暑くて暑くて^^;。
復路は事故渋滞を避け、相模原から16号で横浜町田IC。
相変わらず16号は混みます(*_*)。
  1. 2010/08/18(水) 13:31:00|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

実質1泊2日の宮古島

20100810144044.jpg 20100810172633.jpg 20100811191542.jpg

【第3日】
台風が通過してからの方が吹き返強く、未明暴風雨(+_+)。
中心街をうろついてから、来間島まで足を延ばし食事(写真1)。
ほんの少し晴れ間が見えてきたので、水着を一旦取りに帰ってから前浜。
しばらくすると雨が降ってきたので撤収、ドイツ文化村。
前回訪問した時はできてすぐできれいでしたが、あちこち老朽化(+_+)。(写真2)
ホテル近所の「さんご家」で食事。なかなかいい居酒屋でした。
その後ワタシは一人でバー。泡盛水割り2杯。

【最終日】
バーで薦められた中城海水浴場へ。観光客・地元民とも人多し。
その後前浜に再度移動。
それほど晴れなかったのに、結局身体は真っ赤っかになりました。
17時前に移動、街中のA&Wで早めの晩飯。空港へ。夕陽きれい(写真3)
フローコントロールでNU022の出発は定刻20分遅れ。
羽田に着くと、しゃべるのも億劫になる感じで疲れました^^;。

3泊4日だったのに何か不完全燃焼感満載、実質1泊2日の第17回訪沖でした。
さて来年はどうすっかねぇ(^_^)?
  1. 2010/08/12(木) 01:00:00|
  2. くらし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

こんな日もある

20100808125049.jpg 20100808183748.jpg 20100809201625.jpg

このタイトルは、古井由吉が「優駿」にエッセイを執筆していた時の
連載タイトルなんですが、まだ続いてんのかな(^^?。
第17回訪沖、9年ぶり2回目の宮古島、2日目の夜です。
昨朝、NU021で到着してすぐはまぁまぁのお天気だったのですが、
熱低が台風4号に発達、昨夜からお昼にかけ相当な暴風雨、
今夜も雨です。
せっかく来たのにこれでは、とガッカリですが
「こんな日もある」と自分に言い聞かせつつ過ごしております。

【第1日】
羽田出発時刻は6:55。ほぼ徹夜で羽田へ。
昨年に引き続き同行者とは並びどころか、8列も離されたシートアサイン(*_*)。
おまけにワタシは2-3-2の真ん中、久々のB6-346なのに全く寛げず。
MMY到着後も、荷物が出てくるのが遅くてイラついたりしたのですが
自分で手配したレンタカー屋さんが面白くてやっと気を取り直しました。

9年ぶりの宮古島。
何となく自分の記憶とそこかしこ違って戸惑います。
偶然見つけたジョイフル!で軽く食事後、とりあえず池間大橋。
結果池間島を一周、大浦を通って西平安名崎。
そこにあった道標、何故に世田谷と室蘭なんですかね(^'^)(写真1)。
ドイツ文化村そばのホテルに早めのチェックイン。
ホテルのビーチが風情20点だったので^^;、送迎バスでビーチへ。
すでに曇ってきたのですが、しばらくして雨のため撤収。
シャワー浴びて夕食は外に出ると、雨。
ガイドブックで探した宮古島東急そばのレストランに行くと、
民家の軒先みたいな風情でビックリ。
何故か宮古島まで来てワタシ、オムカレー(^_^;)。(写真2)
平良に出てウロウロしつつA&W、ホテルに帰ってオリオンで乾杯。
TVのウェザーニュースで衛星写真の台風の雨雲を見つつ絶句。
ワタシ、今回は夏の沖縄らしいコト、諦めました^^;。

【第2日】
ドイツ文化村そばのホテルをチェックアウト、暴風雨のため
クルマを取りに行くだけでびしょ濡れ('_')。
暴風でハンドルを取られつつ、やけくそで大荒れの東平安名崎へ。
こんな時すれ違うのは、バカな「わ」ナンバーだけです。
ゴルフ場の横を通って平良に戻り、ベスト電器とかマックスバリュとか本屋とか。
その後平良の街中にあるホテルにチェックイン。
奮発してステーキの夕食(写真3)後、ワタシは一人でバー。

ちなみに今、外はまた雨脚が強くなり雷雨になってきました(泣)。
(以下明日以降へ)
  1. 2010/08/11(水) 03:11:00|
  2. くらし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

CDのような間で隈取りのはっきりしたチャイ5

今年は3公演を予定していたサマーミューザ。
水曜の神奈フィル終演後、東フィルも取って今年は結局4団体。
71年生まれエッティンガー=東フィルのコンビは
昨年4月定期のCD化されたツァラ他を聴いていますが
新国立劇場「リング」の好評を経て、常任就任後どう変化したかが聞き物。

【フェスタ サマーミューザ-東京フィルハーモニー交響楽団】
8月 6日 (金)19:00 ミューザ川崎シンフォニーH
指揮 : ダン・エッティンガー
三宅理恵s 清水華澄ms 富岡明子ms 晴雅彦br
●フンパーディンク…「ヘンゼルとグレーテル」序曲~第1幕第1場
●モーツァルト…「おいらは鳥刺し」「伯爵のアリア」
●ロッシーニ…「悲しみと涙の間に生まれ」
●ビゼー…「ハバネラ」「セギディーリア」
●バーンスタイン…"Glitter and be gay"
●チャイコフスキー…交響曲第5番

休憩前は贅沢にメゾ2人を使い、さながらオペラ・ガラ。
よく知らない曲もあるので詳述は控えますが、
歌手は各々芸達者なところを見せていたかと♪

休憩後、チャイコの5番。
07年サマーミューザ、コバケン=日フィルのお株を奪う
コントラストのはっきりしたテンポ設定で、微に入り細にうがった表情付けに
普段の東フィルからは考えられない野太い響き。
邦人若手指揮者が同じことをやったら、たぶん独りよがりと攻撃されてしまうかも。
とにかく隈取りのはっきりした音楽。
1楽章の終わりはざっざっざっっとリタルダンドをかけ、ゆっくりと楽章を閉じる。
全ての楽章間をCDのトラック間程度の間で続けたけれど、
2楽章「運命の主題」回帰ではまるでマーラーのような緊迫を作り出し、
3楽章もただインテンポではなく、細かくリタルダンドをかけたりで芸が細かい。
息もつかせぬ終楽章が終わると、ブラヴォー多数。
聴いた今年のサマーミューザでは初めて客席が沸いた。ブラヴォー!

このコンビが熟成すれば東フィルは、
もっとエッティンガーの意図に忠実に寄り添うことができるだろう。
今後に期待。
いま在京オケは、スダーン=東響、インバル=都響を始め
新日も読響も日フィルも、シェフとの緊密な音楽づくりでは
相当に面白い時期に入っているように思う。
で、こうなると、気位お高くシェフを戴かない渋谷の方々が、
独り取り残される恐れなしとはしないのですが、ね(^_^;)。
  1. 2010/08/07(土) 18:13:00|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

やっぱり冗長な気がする

bannar_festa2010.jpg

最寄駅から川崎にはうまくすれば20分ちょっとで行けますが、
みなとみらいHと県立音楽堂を本拠とし
「よほどこれは」というのがなければ行かない神奈川フィル、
ミューザで聴くのは初めてです。
しっかしど平日のマティネーって、サマーミューザフェスタは
本気で集客する気あるのか?と不安になります。
先日夜の読響、演奏は良かったのに客席はガラガラでしたし。

【フェスタ サマーミューザ-神奈川フィルハーモニー管弦楽団】
8月4日(水) 15:00 ミューザ川崎シンフォニーH
[指揮]金聖響
●シューマン…歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲/「マンフレッド」序曲/交響曲第2番

12型で対向配置された舞台から客席に目を移すと
県内のオケでもあり、ま、平日マティネーながら読響とほぼ同じ入り。
「ゲノヴェーヴァ」よりは「マンフレッド」のほうが何となくしっくりきて、
合奏精度では在京オケよりちと落ちる(特に管)ものの
明るい音は都響5月定期、大野指揮で聴いた時よりは好みかな。

シューマン2番、どうにも冗長さが目につき
実はさほど好きというほどでもない曲。
シティで一度聴いて気にいった金聖響が、どう料理してくれるか。
演奏会の前にどんな演奏になるか予断を持つのは嫌いなので
Ustream中継されたプローペは見ませんでしたが、
彼のツイートを見て楽しみにしていました。

う~む(;_:)。
クリアな音のミューザで、アインザッツと音程の不統一という
神奈フィルの改善の余地は相変わらずでしたし
ピリオドアプローチ寄り、さわやかな音楽ではあったけれども。
4番を冗長だと思ったことはないけれど、やはりこれは…。
コンマス石田のステージマナーが一部で論議を醸していましたが
金聖響とどう接触するか…ってなことに目が行く(^_-)-☆。

これで今夏のミューザ通いが終わりというのも
何となく不完全燃焼なので、終演後、金曜の東フィルもおさえてきました。
日曜からは9年ぶりの宮古島です。
  1. 2010/08/04(水) 22:36:00|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0