YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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バロックの巨匠、「巨人」で圧倒。

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半年前からものすごく楽しみな演奏会というものはあるもので、
この秋、指折り数えるくらい楽しみにしていたのが
BCJとのバッハで世界に名を馳せた鈴木雅明のマーラー「巨人」。
2日前に風邪をひいてしまい、行けるかどうか相当不安だったけれど
必死に寝て汗を出し、何とか初台にたどり着いた次第。

【東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第242回定期演奏会】
10/01(金)19:00東京オペラシティ・コンサートH
指揮―鈴木雅明
●モーツァルト…歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲 K.527
●交響曲 第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
●マーラー…交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
1F21-11

前半のモーツァルトは対抗配置の8型。
ピッチをやや低目に全ての繰り返しもきちんと。好演。

で、「巨人」。ブラヴォー!
こういう音楽を前にグダグダ書くのは本当に野暮。
結局巨匠は、3楽章のcbソロを全員で弾かせた以外
テンポ設定もアーティキュレーションも特別変わったコトは何もしていないのに、
全く普段演っていない音楽で圧倒的な音楽をつくることができるのだ。
疵がゼロとは言わないが、シティもこれまで聴いた中で最高の演奏!
聴きながら思わず、自分の「巨人」受容史を振り返っていた。
この曲を知ったのは確か故山本直純の「オーケストラがやってきた」。
ゲストの名優、フランキー堺が番組で終楽章最後を指揮し、
「一生の望みが叶った」と述懐していた?ような気がする。

帳尻を合わせてきたような某邦人指揮者の煮え切らない「巨人」も、
整然と演奏されて感心したアマオケの「巨人」も、
ある意味、手のこみ具合がハンパなく素晴らしかった
熊本でのインバル=ベルリン響(現コンツェルトハウス管)も、
実演に接した中ではいろいろあるけれど、当夜は記憶に残る演奏になった。

体調が良ければ、もうちょっとマシな声でブラヴォーをかけ
終演後新宿での酒がもっと美味かっただろうに。
それだけが残念。
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  1. 2010/10/01(金) 23:38:21|
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