YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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一年を振り返る(音楽編)

ラジオNIKKEI(旧ラジオたんぱ)に
「渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分」というハロヲタ番組がありまして、
内容は全く分からないながら面白くて大笑いしておりますが、
ハロプロ・AKBといったアイドルのヲタには
「**公演(数)に参戦」という言い回しがあり、
年齢以上の参戦数になると「エージシュート」と言うようです。

昨年から始めた「一年を振り返る(音楽編)」ですが
今年は昨年の63公演を上回り、ジャズ・演劇各1公演を加え
全66公演のパフォーマンスに参戦、エージシュートを優に超えました。
オケ52・器楽6・声楽とフェス各2・演劇・オペラ・吹奏楽・ジャズ各1で
プロ44・アマ17・学生5という内訳。
特筆すべきは1年で自分の偏愛するオルガン曲3曲、
ま、やたら晦渋なヤツですが、全て実演に接したことでしょうか。

この中で今年のベストは記憶に新しい
【新国立劇場《トリスタンとイゾルデ》 公開リハーサル】でしょうか。
タイトルロール2人の強い声も印象に残りますが、
音楽は素晴らしく高い水準でバランスしていた。掛け値なしに泣きました。
サントリーホールでセルゲイ・ハチャトゥリアンが弾いた協奏曲
ウットリさせられた一夜は忘れられないし
仏奏者ダニエル・ロートが助手なしで譜めくりもストップ操作も
独りでやってフランクのコラールで目を見晴らせてくれました。

東響では2月飯森「カルミナ・ブラーナ」大友マーラー9番の高水準
読響2月セーゲルスタム「夜の歌」の怪演、7月下野「英雄の生涯」の快演
都響は全て高水準ながら、中でもフルシャの素晴らしい「グラゴル・ミサ」
シティなら古楽の巨匠鈴木雅明の「巨人」
2回しか聞いていないN響は尾高ブル7デュトワ戦レク、どちらもまあ納得しました。

いくつかの定期会場で聞かれるようになった
「指揮者のタクトが完全に下りるまでは…」というアナウンスには
未だ慣れませんが、「浅草・おかみ繁盛記」で感じたことも踏まえ
来年も各会場に出没したいと思います。
終演後のおいしいお酒に、今から乾杯!
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  1. 2010/12/31(金) 23:55:00|
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せめてプレミエの夜までは

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ネタバレを避けるのがエチケットだろうと
日記を書かなかったのだけれど。

【新国立劇場《トリスタンとイゾルデ》 公開リハーサル】
12月22日(水)14:00 新国立劇場
指揮―大野和士 東京フィルハーモニー交響楽団 新国立劇場合唱団
デイヴィッド・マクヴィカー(演出)
ステファン・グールド(トリスタンt) イレーネ・テオリン(イゾルデs)
ユッカ・ラジライネン(クルヴェナールbr) エレナ・ツィトコーワ(ブランゲーネa)
ギド・イェンティンス(マルケ王Bs) 星野 淳(メロートt) 望月哲也(牧童t)
成田博之(舵取りt) 吉田浩之(若い船乗りの声t)
 
●ワーグナー…楽劇《トリスタンとイゾルデ》(字幕付原語上演)
3F1-37

20日に棚ボタで公開総練習にお誘いを受けた時、心中即決した。
これはものすごいクリスマスプレゼントだ。
演奏会型式で飯守=シティフィルの実演を聴いたことはあるけれど、
1幕と3幕を覚えるくらい聴き込んだ大好きなこのオペラで、
自分は舞台を実際に見たことはないのだから。

1幕は船の舳先と周囲に水、2幕は真ん中に木と通路、3幕は岩場で作られた舞台。
細かいことはさておき、舞台はここ30年ほどの様式の線の中にあるもの。
3階正面から見ていた自分の違和感は、
水夫・家臣の衣装と動かし方、登場人物たちの少ない動きに尽きる。
別に2幕でタイトルロール2人に性行為に及べとは言わないが、
オラトリオではないのだから。

大野=東フィルはじめ、音楽は素晴らしかった。
特別にあざといことは何一つない、しかし自然な流れで創られた音楽。
初め、この曲をミュンヘンのライヴテープで覚え
イゾルデ=ベーレンスという固定観念ができすぎている自分の好みと
テオリンの硬質な声は少し違うなぁと思っていたのだけれど
音楽が進むにつれてその強さを堪能した。
不勉強にもこの日まで知らなかったグールドの声は好みだし、
疲れを知らず3幕の出番最後まで歌いきった。
東フィルは1幕あたり、まだ管楽器の不用意な表情が気になったりもしたけれど、
尻上がりに調子を上げ、3幕などは高い水準だったと思う。

若いころ、この曲はタイトルロール2人とその家臣2人が
しっかりしていればそれでいいと思っていた。
前述の飯守=シティの好演でマルケ王に感情移入できることを知ってからも
さほど2幕は聴かなかったのだけれど、
この日もマルケ王が歌う途中で徐々に落涙が始まり
3幕クルヴェナール+トリスタンの対話からしばしば心で号泣した。
46のオッサンでも舞台見て泣くのだ。
でも、音を立てずに号泣するのは難しい。

終演後、新宿で美味しくワイン。しゃべりまくって結局タク。
今年はもう一つ演奏会を予定していたのだが、これで終わりにすることにした。
素晴らしい年末の締めだった。
本当にありがとうございましたm(__)m>某氏。
  1. 2010/12/27(月) 18:00:00|
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隣の席のヘンなヤツ

3351_p.jpg

5年前の再上京後、コンサート会場で過ごす時間が長くなってから
狭いながらもクラシックのいろんなジャンルを聞き
聴衆の一人として音楽を楽しんできた。
でも、こんな隣席は初めて。
真面目そうだが融通利かなさそうな、歳の頃は33~40、メガネに七三の男性。
演奏前彼は、当方にロクに会釈もせず押し退けるように隣席に座った。

【東京都交響楽団第708回定期演奏会Bシリーズ
《ヤクブ・フルシャ(指揮)プリンシパル・ゲスト・コンダクター就任披露公演》】
12月14日(火)19:00 サントリーH
アドリアーナ・コフトコヴァS ヤナ・シコロヴァA リハルト・サメクT マルティン・グーバルBr
晋友会合唱団
●ドヴォルザーク…序曲《フス教徒》
●スメタナ…交響詩《ブラニーク》
●マルティヌー…リディツェへの追悼
●ヤナーチェク…グラゴル・ミサ
1F18-28

前半の3曲は知らない。
というか、解説を読むまで「ブラニーク」が
「わが祖国」終曲だというのを失念していたのは、自分でもどうかと思うが^^;。
ポスターよりも恰幅よく見えるフルシャが登場、
「フス教徒」で身の詰まった演奏を披露すると早速ブラヴォーが出た。
メンバー入替で「ブラニーク」演奏前静まった中、
隣席氏「音は一つはずれたし、ブラヴォーかけるほどじゃない」
とやや大きな声でご託宣^^;。
貴方様のご意見を伺いに来たのではないのですが(・o・)。
ポツポツと首席不在、留守を預かる四方女史以下の都響は
フルシャのリードもあってかどの曲でも中声域の充実著しく、
マルティヌーの曲も解説よりは聞きやすい曲と感じた。

静かな怒りを抑えつつ喫煙所で休憩中、
グーバルBrが「スヴェート♪」と練習する声が朗々と聞こえた。珍しい。
休憩後の「グラゴル・ミサ」。
「イントラーダ」からバランスよく、「ゴスポディ・ポミルイ(キリエ)」の
終わりから5小節tbの強奏も意外だったし、
「アグネシェ・ボジ(アニュス・デイ)」の「ツェムレイ・グシェーヒ」辺り
遅いテンポで聴かせる。歌手もいずれも声量に不安なく、凸凹なし♪
オルガン・ソロ他の疵をムリに言い募れないコトはないが、
最後の「イントラーダ」まで身の詰まった演奏で素晴らしかった。
ブラヴォー。
これまで接した実演ではベスト。正直、このままCDになっても聴く。
意外にこの曲最近、「これ」と購買意欲をそそる企画がないのだ。

なのに終演後、例の隣席野郎がわざわざこちらを向いて
「頑張り過ぎですね」と捨て台詞吐いて先に出口へ(-_-メ)。
構わず拍手を続けたけれど、退出時一つ挟んだ見も知らぬ男性客と
「アイツ酷いですね」と語り合って会場退出。
心温まる交歓(?)で、気を取り直した夜(^^)。痛飲(^_^)v。
  1. 2010/12/14(火) 23:50:00|
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聴いて食べて聴いて食べて

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もう何年も叙々苑に行けていないのだけれど、
コンサート前池袋で途中下車、たまたま入った燦々亭で牛丼ランチ。
美味かった(^^)v。

【某合唱団第16回定期演奏会】 
12月12日(日)14:00 某区・文化センター大H
某合唱団
●團伊玖磨…岬の墓
●クラシック・あ・ら・かると
●千原英喜…男声合唱のための「どちりなきりしたん」

駅からホールに向かうだけで、知り合いに数回ご挨拶。
ホール内でも知り合いをちらほら見かけたものの、
同行者に揶揄されるのでご挨拶は控えました(^_^;)。
このジャンルは夏のイベントと併せても滅多に聞かないので
演奏云々は控えます。
音楽としては三部、千原長編作品が音楽的に興味深かった。

前夜N響後に馬場シェーキーズでしこたま食ったというのに、
この日も同行者の希望で西新宿シズラーへ。さすがに軽く済ませました。
  1. 2010/12/12(日) 23:00:00|
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NHKホールでなかったら…。

5月のCプロ以来久々、土曜のN響定期に来てみると
改めて聴衆の年齢層が極めて高いことに気付く。
これでは確かにベートーヴェン、ブラームス、シューマンあたりを
超保守的に演ることが好まれるだろうことは容易に想像がつく。
だからN響の「戦争レクイエム」演奏が30年ぶり、と聞いても思わず納得。

【NHK交響楽団第1689回定期公演Cプログラム】 
12月11日(土)15:00 NHK・H
指揮―シャルル・デュトワ
タチャーナ・パヴロフスカヤS ジョン・マーク・エンズリーT ゲルト・グロホウスキBs
東京混声合唱団 NHK東京児童合唱団
●ブリテン…戦争レクイエム 
2FC15-33

その30年前の演奏は中学3年だった自分には衝撃的なもので、
(正確には「第2回東京音楽芸術祭オープニング・コンサート」
 79/5/7 東京文化会館
サヴァリッシュ指揮N響・ヴァラディs・シュライヤーt・フィッシャー=ディースカウbr)
以来、歌詞を覚える位エアチェックテープを聞き込み、
小澤征爾=新日で確か大野徹也t他と組んだ演奏も聴いた記憶があるし、
その後も05年8月マイナルドゥス=東フィル、07年3月の現田=神奈フィルと
実演の機会があればできるだけ立ち会うようにしてきた。
デュトワとブリテンは印象ではあまり結びつかないのだが、
例によって高関健のツイートによれば、デュトワはこの曲が得意だそうだ。

広い広いNHKホール、舞台から遠い座席に座ると
"Requiem aeternam"から「静謐」という言葉が実に相応しい演奏。
エインズリーt、実にハッキリしたディクションと美しい声が遠くまで届く。
"Dies irae"の"Was it for this the clay grew tall?"で
N響室内部隊もこれまで聴いたことのない美しさを醸し、
79からの"Quam olim Abrahae~"も静謐の美。
"Offertorium"の"Benedictus"でデュトワはぐっとテンポを落とし
パヴロフスカヤは91の2小節前"Domini"が特に美しかった。
"Agnus Dei"も遅めのテンポ、
最後"Dona nobis pacem"のソロといいエインズリーが実に美しく、
”Libera me”でも101直後のFl+En.H.+Fgのハーモニーや
102の7小節のpercなど、普段それほど注目していない箇所の美しさも際立つ。
グロホウスキももちろん悪くない。

「美しい」という月並みな形容詞が並んでしまったが、
この夜のエインズリーは、ブラヴォー。
これまで聴いたこの曲の実演では一番。
全体では「感動した」とまでは言わないが、感心した。
が、これがNHKホールでなかったら…。感動したかもしれない。
もっともその場合、チケットが取れたかどうか。
来年3月、高関はどんな演奏をするだろう?
  1. 2010/12/11(土) 23:55:00|
  2. 音楽
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出かける時は忘れずに

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以下のツイートに尽きる(涙)。

六本木一丁目駅なう。ここに着いてからチケットを忘れたことに気付く大バカが一名。いいんだよっ、後半の「巨人」に間に合えばっ<負け惜しみ。 12/10 18:47:44 TwitBirdから

さて、再びサントリーホールへw 12/10 19:18:16 jigtwiから

で、着いたら「巨人」は始まっていて、結局二階後方立ち見で一楽章が終わるまで入れないという惨劇 。今日はやけ酒だあ<お門違い。 12/10 20:01:38 jigtwiから

【日本フィルハーモニー交響楽団第626回定期演奏会《マーラー撰集Vol.1》】
12月10日(金)19:00 サントリーH  
指揮―ピエタリ・インキネン
●シベリウス…組曲《クリスティアン2世》
●マーラー…交響曲第1番《巨人》 
2FC12-33

1曲目のシベリウスは知らない曲だったが、まさかそんなに短い曲と思わず。
一度帰宅し特に急がず、休憩前と信じ19時45分サントリーホール到着。
すると2階に行けと言われ、無情にも「巨人」冒頭のフラジオレットが!
もはやどうでも良くなり、白1杯飲んで1楽章の終了を待つ。
この辺りは初めて座ったが、音が思いっきり遠い^^;。
Tpクリストフォリ、Hr福川の両首席はいつもよりほんの少し不安定かな
と思ったけれど、ob中川氏がいつもより美しかった。

8時42分には終演の高速定期(^^;;。
終演後2軒巡るも落ち着かず、3軒目でやっとホッと。
明日のN響「戦争レクイエム」は気合いれて聞きます。
ごめんなさいm(__)m。
  1. 2010/12/10(金) 23:48:00|
  2. 音楽
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音楽も「ゆとり」か?

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前日武蔵野音大「ドイツ・レクイエム」に行くつもりだったのに
何故か予定から消してしまって行きそびれた。
で、直前まで芸劇と信じ込んでいたこの日の国立音大に初台へ。

【国立音楽大学《第114回オーケストラ定期演奏会》】
12月7日(火)19:00東京オペラシティ・コンサートH
指揮―梅田俊明 同大学オーケストラ 清水和音p
●ベートーヴェン…バレエ音楽《プロメテウスの創造物》序曲/ピアノ協奏曲第4番
●ブラームス…交響曲第2番
1F23-8

「プロメテウスの創造物」が無難に終わった後、
協奏曲の独奏に出てきた清水和音を久々見て、ちょっとびっくり。
チラシでよく見る写真と違って、見事に中年の貫録。いつの間に^^;。
演奏そのものは手堅いものだったけれど、オペラシティでピアノ協奏曲だと
往々にして残響あり過ぎで音の粒立ちが塗りこめられるような気がする。

休憩後、ブラームス2番。
梅田俊明というひと、これまで何度か聞いてきて
「手堅い」というひとことが一番に印象に残る指揮者だけれど
ベートーヴェンでは目立たなかった違和感がふつふつ沸きあがる。
何人が職業音楽家になるかはわからない音楽学生のオケといえ
ブラームス2番というすぐれて基礎的レパートリーに対し、
旋律楽器にあまりに違和感のある音色とフレージングが頻発。

以前も書いたように、クラシックはつまるところ西欧の伝統芸能。
いろんなアプローチはあって然るべきなのは言うまでもないとして、
ブラームス交響曲の演奏史をわずかなりとも体感していれば
決してこういう風にはならない、とさえ感じた。
縦の線は勿論合っているしブンブン鳴るVa以下の低弦と
TimpやTbなど低音楽器は概ねいい演奏ながら、
作品に確固としたイメージを持つアマオケの方が
よほど真っ当な演奏をすると思う。

思えば彼らは所謂「ゆとり世代」。
梅田の演奏にこれまで違和感を感じたことはないので、
指揮者が練習で伝えようとしても、もはや若い彼らと
共通言語を持ちえていないのではないかという疑念さえ感じる。
これは大変な時代になったもんだ。
  1. 2010/12/07(火) 23:07:00|
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別格官幣大社名曲

101204.jpg

ガキの頃からさんざん聞いて「年末=第九」という構図はとっくに食傷気味。
とはいえ前夜飲んでいてタダ券を2枚いただき
何分にも急な話で同行者を募るも結局独りで新宿文化センターへ。
ま、金正響のツイットも見てたし、定期の合間
お座敷の都響を聞くのもいいか。気楽に聞いた。

【新宿文化センターフレッシュ名曲コンサート《第九演奏会》】
12月4日(土)15:00
指揮―金聖響 東京都交響楽団
國光ともこS 谷口睦美Ms 福井敬T 与那城敬Br 
●ベートーヴェン…劇音楽《エグモント》序曲/交響曲第9番《合唱付》 
2F3-36

新宿文化センターで、まともにオケを聞くのは相当久しぶり。
しかも普段座らない2階前方は、意外に直接音が立ち上がってくる。
金正響のツイット通り、四方女史率いる14-12-10-8-6(?)の都響、
練習一日のためピリオド・アプローチはほぼ封印。
素直な「エグモント」の後、休憩なしで大合唱団入場し「第九」。

昔はテンポ遅く重い「第九」を愛聴していたけれど徐々に
余分な脂をそぎ落とした系演奏に慣れてもきたので、
金聖響のごく真っ当な演奏も普通に聴ける。
終楽章の独唱陣、男声2人が抜群な安定感、逆に女声はわずかに不安定さも。
福井敬tに付けるCymとTriの軍楽隊を思わせる音が妙に印象的、
そこはかとなくピリオドの薫りがし始めたのはご愛嬌か。
そこまで比較的素っ気なく曲を運んでいたのが、
二重フーガからじっくり歌われてジワっときた。
食傷しようがどんな演奏だろうが、
やはり「第九」は別格官幣社の名曲ではある。
  1. 2010/12/04(土) 23:55:00|
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うっとり6番。

3350_p.jpg NEC_0002.jpg

都響定期は11月から秋季に変わり、椅子を2つ上手にずらした。
以前東響の定期会員だった頃に体験した通り、サントリーHのここら辺りは
すごくバランスが良くて、録音のような音がするものだ。

【東京都交響楽団第707回定期演奏会Bシリーズ】
11月30日(火)19:00 サントリーH
指揮―エリアフ・インバル 四方恭子vn
●モーツァルト…ヴァイオリン協奏曲第3番
●ブルックナー…交響曲第6番
1F18-28

コンミス四方女史のモーツァルト、
1楽章はさほどでもなかったけれど、2楽章が美しかった。
ピリオド風のピリピリしたモーツァルトが好きなら
少々肩透かしを食らうかもしれないけれど、落ち着いたいいモーツァルトだ。
かつての名盤、インバル=フランクフルト放送響のブルックナー全集。
並べてやや早めのテンポながら冷たくない音で安定した演奏だった。
この日の6番も何も変わらない安定を感じる。
とにかく都響は巧い。
アンサンブルの繋ぎで音程や音色の不統一など
何かとヒヤヒヤする在京オケもあるのだけれど、
珍しく1Vn-2Vn-Va-Vcという並びの都響に何らその心配は不要。
2楽章でのpizzとhrの掛け合い、3楽章のトリオも美しかった。
だんだん眼の前のインバル=都響の存在がどうでもよくなって、
良質なライブ録音を聞いているような錯覚に。
うっとり。
この曲、ブルックナーの毒が少なくあまり考えこんで聴く曲ではないので、
自分はこういうアプローチが好きだ。
終演後はブラヴォー多数。自分はうっとりしたまま。

いつものように新宿に移動、待ち合わせていた某氏と合流。
非常に遅くまで^^;。帰りのタクシーでも情報交換。有意義だけど疲れた^^;。
  1. 2010/12/01(水) 12:00:00|
  2. 音楽
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