YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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最後のレグ

JL1813-22FEB11-2.jpg JL1813-22FEB11.jpg JL1816-25FEB11.jpg

昨秋から体調を崩していた母方の叔父の体調が下降気味ということで
見舞い帰省のタイミングを計っていたのだけれど、
JAS時代から心底好きな飛行機だったA300-600R(正確には622R、以下A3R)が
2月いっぱいで熊本線から撤退ということで、22-25日で帰省することにした。
あろうことかこの帰省、そのまま
叔父の葬儀に参列する帰省となってしまったが…。合掌。
とはいえ、叔父と葬儀についてはここまで。

新幹線のない遠隔地故、受験時代から散々飛行機で地元-東京間を往復してきた。
ANAのみの就航路線だったのがTDAとのダブルトラックになったものの、
あの赤黄緑と原色の客室にライトブルーのCAがそれはそれはダサく見え
最初の頃、ほとんどJASには乗らなかった。
それがA3Rの地元路線就航後、初搭乗時「あのケバいJASの機材か?」
と落ち着いた配色の機内に心底驚いた。
その後あるHPと出会い、いつのまにか
「その出張はJASで」というコピーをもじって「その宴会はJASで」とばかり
「OFF会主席巡業師」などと囃されA3RでOFF会に出まくっていた頃もあった。
あの頃ものすごく忙しかったのに、フライトシミュレータ系、写真系他
飛行機マニアの仲間に一番遊んでもらっていたのは98年からJJ統合までだったか。
でも、クルマのナンバーを3622(A300-622Rから)にするくらいの
ロッピャク偏愛者であることは変わらず、本当に退役は寂しくてならない。

かつて9.11以前は、フライト毎にデータシートをコクピットに依頼していた。
セキュリティを理由に断られることがほとんどになったので、
もう何年もそういうことはなくなっていたのだけれど、
22日往路のJL1813(JA8563)で久々にお願いしてみた。
カウンターでJの空席がゲットできたので、1Hで久々に
ベースターン前の「キャバリー」(オートパイロットを外す音)を聞けた。
最後の「キャバリー」と思うと感慨ひとしお。
降機時にはデータシートにTキャプテン他クルーお手製サインと
ステッカーに感熱紙のお土産をもらってきた。
25日JL1816はJA011D。これが自分にとって-600Rでの最後のレグ。
RJTT、RWY34LへのAPRは完璧だった。

自分の中のひと時代が終わった感触があった。
さよなら、ロッピャク!

そして、A300在来からA3Rと乗り継いできたSキャプテンの、
次に乗るべき機種はまだ決まっていない。
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  1. 2011/02/26(土) 10:00:00|
  2. くらし
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#13 芯の強さに不覚にも落涙。

img025.jpg

代々木上原で知人出演のプライヴェートコンサート#12後
前夜それなりに飲み、やや集中力を欠く状態ですみだへ。JD氏と合流。
1曲目と名作の誉れ高い「室内交響曲」は予習なしで何となく聴いた。

#13【オーケストラ・ダスビダーニャ 第18回定期演奏会】
2月20日(日)14:00 すみだトリフォニーH
長田雅人-指揮
●ショスタコーヴィチ…アニメ映画「司祭とその召使いバルダの物語」の音楽作品36より抜粋
●同…室内交響曲 作品110a  (弦楽合奏編曲:R.バルシャイ 原曲:弦楽四重奏曲8番 作品110
  ~ファシズムと戦争の犠牲者の想い出に捧げる~)
●同…交響曲12番「1917年」作品112
1F28-22

本国や諸外国ではどうか知らないが、日本語で書かれたものを読む限り
「1917年」は、体制迎合的作品としてあまり評判が芳しくないようだ。
しかし、晦渋で当局への精神的抵抗を著わした作品がより貴い
と言わんばかりの評価にはいささかバイアスを感じる。
もちろん、広義の同時代人の一人として、
ソ連という体制の中で生存するということを過小評価するつもりはない。
が、例えばチャイコフスキーの後期交響曲が精神的に
ロシア帝政の圧政と不可分と説明する人はまずいまいし、
ショスタコーヴィチの作品を、
当局との緊張と隷従だけで説明できるものでもなかろう。
まだ数曲聞き込んだ程度ではあるが、彼の曲中、
時折薫り高く立ち上る露交響曲の伝統に思わず自分は魅かれる。
明→暗の構造を持つ4楽章の交響曲として
「1917年」の音楽的高揚は理屈抜きで素晴らしいと思うし、
個人的には冗長に感じる「レニングラード」よりもむしろ好きだ。

「1917年」。
曲のはじめ、早めのテンポと共にダスビのVcとCbが
これ以上ない緊迫をはらみつつ弾き始め、思わず息を呑んだ。
ダスビ定期に行くのは3回目だが、
ユニゾンで音程が合うとか合わないとか、そんなことは二の次三の次。
このオケを聴いていつも感じるのは、
弦のオスティナートや打楽器に顕著な、ショスタコに相応しい音の芯の強さだ。
ル・スコワグネルと、接するこの曲の実演は
なぜかアマオケばかりだけれど、
主部に入ると息をつかせぬ緊張に溢れ、
最後の音が鳴り止む頃には不覚にも落涙。
ただ、「感動」したというのとは何か違い、圧倒されたという感じ。

アンコールはショスタコーヴィチ編「観光列車」。
ブラヴォをかけていた同行JD氏とすみだを後に、レバントのラウンジでお茶。
普段演奏会は一人なので、終演後こんな風に寛げる機会は、本当に有難い。
  1. 2011/02/21(月) 22:00:00|
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#10-11 しつこい甘さと「ザ・N響」

20101212_1706381.jpg 2011021120520000.jpg

最近、コンサートに行っても文章化がベタ遅れ気味。
金取れる訳でもないのに何でこんな思いして書かにゃならん?
と思わんでもないけれど、TB時代に記憶力がフロッピィ位しかないわがアタマ。
書いておかないと演奏会に行ったことさえ忘れるのである^^;。

#10【東京藝術大学・奏楽堂 モーニング・コンサート12】
2月10日(木)11:00
指揮―松尾葉子 藝大フィルハーモニア 佐渡建洋p
●工藤勇人…BIRTH
●スクリャービン…ピアノ協奏曲
28-22

「甘美な旋律」という類いの表現は頻繁に使われるし、
スクリャービンの協奏曲を弾いた独奏者自身が
この日のプログラムにも「甘く切ない」と何回も書いていて
聞いたこっちも全く異存はないのだけれど、
ではいったい、その対極に属する音楽は何と表現する?と考えたりした。
Hyperionの“The Romantic Piano Concerto”に収められるより
スクリャービン自身は、もう少しネームバリューがあるとは思うけれど。

平日の朝というのに、奏楽堂がほぼ9割方の入りというのが驚き。
自分も含め、暇人は居るもんではある。
作曲科4年生、工藤の作品はさらっとした現代作品という印象。
とにかく、戦後以降の作品で自分にキタのは
先日の日フィルでのライヒくらいという保守的な聴き手なのでご容赦を。
<あ、CD買っちゃった(^^)

松尾葉子の行き届いた十全なサポートを受け、
独奏佐藤くんはよく弾けていて甘く切ない部分がよくわかったけれど、
デメルのザッハトルテをホールで食ったような些かしつこい甘さを感じた。
そういう作品。
上野公園を後に、一蘭でラーメン食ってアメ横をぶらついていったん帰宅。
結局ボッセ翁出演夜の紀尾井Hはパス、
四谷三丁目~新宿K店~D店と回って帰宅。

#11【アンサンブル自由が丘 第二回演奏会~百瀬和紀tim氏を迎えて】
2月11日(金)19:00 横浜みなとみらいH(小)  
指揮―田渕彰 伊藤大景 加我悠(以上vn)
●ロッシーニ…弦楽のためのソナタ第1番
●シベリウス…組曲《ラカスタヴァ(恋人たち)》
●モーツァルト…セレナード第6番《セレナータ・ノットゥルナ》
●ドヴォルザーク…弦楽セレナード
16-16

都内の拙宅ではNHK-FMの受信状態が非常に芳しくなく
radikoもやってくれないので聞かなくなって久しい。
本当は独墺仏蘭の放送局ライブを追っかけると面白いのだろうけれど
ラジオはJWAVEで手いっぱい感満載。
他にもいろいろある夜ではあったけれど、百瀬和紀という名前を見てこれにした。
「N響アワー」で傲然と長年N響でティンパニを叩く「ザ・N響」の姿は
かつて馴染み深かったし、定年後の彼を見てみたいと思ったので。

「アンサンブル自由が丘」は早稲オケと青学出身者を母体にする団体。
みなとみらい(小)も初めて行ったが、ちょうど良いホールだと感じた。
前半2曲は初聴。
ロッシーニはvaなしの編成で、シベリウスの2曲目が印象に残った。
「セレナータ・ノットゥルナ」を固めのマレットで叩く百瀬氏に
何かふとタイムスリップしたような感覚を味わう。お元気そうで何より♪
技術的に完璧ではないアマチュアにせよ、こういう小さいホールで
後列まで積極的に弾ききる演奏を聞くのも、いいものではある。
  1. 2011/02/13(日) 00:00:00|
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マーラーのハシゴ #8-9

110205hamon.jpg 2011020514020000.jpg  110205toshima.jpg

昨年は生誕150年、今年はマーラー没後100年ということで、
マーラーの演奏会はてんこ盛り。
とはいえ、一日でアマオケのマーラーが2つ重なるとは。

【オーケストラハモン第24回定期演奏会】
2月5日(土)14:00 ミューザ川崎シンフォニーH
指揮/冨平恭平 清水華澄Ms
オルフ祝祭合唱団、東京荒川少年少女合唱隊
●マーラー…交響曲第3番ニ短調
2LB7-27

ミューザに入ると、初めて聞くオーケストラ・ハモンは対向配置。
最初のHrから敢然と鳴り響き、間然とするところのない快演。
清水Msは舞台上手Va後方、Hrの前で歌うという珍しい配置。
アマオケでは踏み込んだ表現に挑む指揮者を少なく感じるが、
一部の方には受けそうなイケメン、冨平恭平は終楽章でも緩急を大きく取り、
コバケンばりに唸り声を響かせながら(^_^;)大きな呼吸を作り出した。
この曲を聞き覚えた、フェルゼンライトシューレでのアバド=VPO、
ザルツブルク音楽祭の録音さえ思い出す。
素晴らしい。

【豊島区管弦楽団第71回定期演奏会】
2月5日(土)18:00 東京芸術劇場
指揮―海老原光
●マーラー…交響曲第6番《悲劇的》 
2FN-40

お犬の散歩やら何やらで芸劇到着は18:10。1楽章には遅刻。
モニターで聞いていると、厳しい音もちらほらあるものの
なかなか引き締まった音楽とみた。
新全集版に従い、2楽章アンダンテから中に。
席に着くと、cbが舞台最上段横1列に並ぶニューイヤーばりの配置。
その他木管より手前にCelst、timp2人は上手下手に分かれ、ハンマーは下手。
終楽章など思い切った緩急をつけるシティのアソシエイト・コンダクター、
海老原の流麗な棒にオケの技術がついて行ける箇所行けない箇所はあるにせよ、
時折オッと頷く素晴らしい瞬間が発現した。いい音楽を聞けた。
川崎~池袋とハシゴした甲斐があった。
というか、マーラーを一つ聞くだけでもそれなりにヘビーなのに、
行く方も行く方だけれど^^;。
  1. 2011/02/07(月) 16:47:00|
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エコルマ~ミューズ #6-7

110130.jpg 110203Gast.jpg 2011020318430000.jpg

今年もコンサートは盛りだくさん。
日程重複も多く、取捨に迷う。

【音響侍ウインターコンサート2011】
1月30日(日)13:30 狛江エコルマH
●ハワース…2つの行列のファンファーレ
●ジヴコヴィチ…Trio per unoより1楽章
●フォスター・ラプソディ
●八木澤教司…陽炎の舞踏
●ベートーヴェン…交響曲第7番より第4楽章
●ポップス・ステージ:スパーマリオブラザース・冬の女メドレー・ジャパニーズグラフィティ15
●A.リード…春の猟犬
●J.バーンズ…ヨークシャーバラード
●ホルスト…吹奏楽のための第1組曲
N6

この日は同時刻別会場で、合唱のコンサートも。
普段吹奏楽のコンサートは行かないけれど、この団体は2回目かな。
小ぶりなホールで吹奏楽を聞くのは、やや音響的に厳しいけれど
素人目にも以前より少しずつ上手くなっている。
サックス四重奏で奏された「陽炎の舞踏」という曲が
この楽器に対する先入観を上回る表現力を示して印象的だった。

【アルフィート・ガスト オルガン・リサイタル】
2月3日(木)19:00 所沢市民文化センター・ミューズ・アークH
●リスト…バッハの名による前奏曲とフーガ
●メンデルスゾーン…オルガン・ソナタ第3番
●リスト…カンタータ《泣き、嘆き、悲しみ、おののき》とミサ曲ロ短調《十字架につけられて》の通奏低音による変奏曲
●シューマン…ペダル・ピアノのための4つのスケッチ
●リスト…コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフーガ
1F25-13

「アド・ノス~」なんて曲を偏愛していなかったら
最寄駅から1時間以上なおかつ徒歩15分なんてホール、絶対行かない^^;。
自分の一部のオルガン曲に対する偏愛ぶりは
以前の文章で読んでいただくとして、
独仏のオルガニストを聞くたびに奏者の層の厚さ、
教会から始まる伝統の違いを痛感させられる。
何も特別なコトをしていないのに、ひたひたと押し寄せる音楽の重み。
《泣き、嘆き、悲しみ、おののき》など
一聴して面白い音楽だとはおよそ言い難いし、
ストップ選択もテンポ運びもフレージングも楽器の不調を感じるまでは
完全に自分の好みと合致した「アド・ノス」。
昔エアチェックで聞き覚えたシューマン「4つのスケッチ」は
初めて実演に接したけれど、これがまた、
終曲などたゆたうような音色で、本当にうっとりした。
「絶対こんなもんCD持ってたワケないよな」と帰宅後棚を見たら、
しっかり、ルフェーブルという仏人奏者の盤を見つけて唖然。
ロクに聞いてないCDがまだまだうちの棚にあるものだ…。
それにしても、ミューズのオルガンリサイタルシリーズは目を離せない。

終演後、新宿Z店~A店で深酒、タク帰宅^^;。
年齢的なことも考え、今年は深酒を控えるつもりだったんだけど…。
う~む。
  1. 2011/02/04(金) 19:02:00|
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