YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#61 なるほど、ね。

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自分がここ3年、かなり無理して演奏会通いを続けるのには
岩城宏之(1932-2006)と若杉弘(1935-2009)の死が強い影響を与えている。
まさに亡父と岩城は同年生まれ、父の世代。
広義の昭和ひとケタ世代の指揮者たち、代表はもちろん小澤征爾だけれど、
今のうちに聞いておかないといなくなってしまう、という危機感がある。
この日の指揮者、外山雄三(1931年生)は
幸い05年3月に仙台フィルとの「アルプス交響曲」
07年12月に日フィルと「第九」を聞いていて、
名のみ高く未聴ということにはなっていない。
しかしその後、このひと、やたら性格が悪いらしいという
余計な風評を聞いてしまい何となく敬遠していたところに、
一度は実演を聴きたいと思っていた《アレクサンドル・ネフスキー》。
これは少々無理しても。

#61【東京アカデミッシェカペレ第42回演奏会】
12月4日(日)13:30 すみだトリフォニーH
指揮―外山雄三 福原寿美枝Ms
●プロコフィエフ…交響曲第5番
●ボロディン…歌劇《イーゴリ公》より「だったん人の娘の踊り」「踊りと合唱」
●プロコフィエフ…カンタータ《アレクサンドル・ネフスキー》
3LB23

この日確保した椅子は、1階だと5-6列目の真上。
1階に座っても直接音と残響の混ざり具合があまり好きでないすみだ、
なるほど、舞台上方に近いこの席だとこうブレンドされるのか!
プロコフィエフ5番は何回かの実演に接して
あまり肌に合わないのはわかっているけれど、直裁なアプローチで納得した。
休憩後の「だったん人」、CMなどにも昔から使われ
通俗名曲だと勝手に思っていたけれど、力のあるいい曲だと再認識した。
この団体、来年6月には飯守指揮で「オランダ人」全曲を演るとか。
ソロも含め上手いアマオケだ。

そしてお目当て《アレクサンドル・ネフスキー》。
ロシアの指揮者で聞くしつっこい感じでなく、過不足ない音楽づくり。
自分が持っているディスクで言えば、
ジャン・クロード・カサドシュの演奏に似ているかしら。
こういう演奏でこの曲の初実演を聴けたのは良かった。
スコアを見ながら最少の動きできっちりと音楽を作る外山。
特別面白いことは起きないけれど、やはり聞かなくては。
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  1. 2011/12/12(月) 18:28:00|
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