YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#62 しっくり。

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外山雄三の次は、10歳下の秋山和慶(1941年生)。
この人と東響の演奏で音楽体験を積んだ大学時代、あの頃が自分の基礎だ。
09年6月、読響の指揮台には30年以上ぶりに登場、好評だった由。

#62 【読売日本交響楽団第510回定期演奏会】
12月13日(火)19:00 サントリーH
指揮―秋山和慶
●モーツァルト…ディヴェルティメントK.136
●ハイドン…交響曲第104番《ロンドン》
●R.シュトラウス…交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》
1F21-12

まずは桐朋系の権化のようなK.136。
藤原浜雄率いる10型の読響は、昔のカラヤンのような
キツめに磨き上げた高弦の響きをつくる。
2楽章ではvaの意外な強調などあって、毎度感はない。

ハイドンの交響曲は数が多くて全部聞く気もしないし、
敬して遠ざけ《ロンドン》もまともに聞いたのは初めてかもという有り様。
改めて実演を聞くと、メロディひとつとってもユニゾンで弾かれ
合奏能力がやたら顕わになる曲だ。いやはやこれは奏者も恐ろしかろう。
ハイドン→モーツァルト→ベートーヴェンという流れをつい念頭に置くが
ザロモン・セットの掉尾を飾るこの曲ともなると、
編成は大きく意表を突くパウゼがあったり、かなりいろんなことをしていて
ベートーヴェンの1番に直結している。
調べると86年9月、この曲を秋山=東響で自分は聞いているらしい^^;。
会場からはブラヴォー。
前プロハイドンで、ブラヴォーを取れる邦人指揮者は余りいまい。貫禄。

休憩後《ツァラトゥストラ》。
余計な色付けはなく、一切うるさくもない。
自分の少ない語彙では言い表せないが、
ヘンにそぎ落とした感じはなく、しかしどこまでも清潔。
後半は遅めのテンポで確かな足どりに味わいが。
藤原Vn・鈴木Va・毛利Vcといった首席たちも弾きやすそう。ブラヴォー。
学生の頃《トゥーランガリーラ》や《家庭》をこの人で聞いていて
あまりに慣れ親しんでいるが故、全てがしっくり。

二十歳そこそこだったワタシは、
秋山さま、おかげさまでこんなオヤジになりました。
広島もようございますが、願わくば
もう少したくさん東響で聞きとうございます♪
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  1. 2011/12/15(木) 18:09:55|
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