YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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2011年を振り返る

いつものようにバタバタしながらも、朝10時の便で帰省して実家の台所。
ここ数年音楽編だけ一年のまとめを書いてきたが、
この一年を考えるのに大震災のことを抜きにして語ることはできない。
その話から。

家の中のモノもほとんど倒れず、自分自身に全く被害はなかったが
地震に桜田通りの歩道で遭遇し、まるでトランポリンのように大地が揺れた。
その時はただ茫然としたばかりだったが、
帰宅してTVで見る押し寄せる津波の映像、
寝ていようが風呂に入っていようがお構いなしに頻発する余震と緊急地震速報。
あのひたひたと押し寄せる恐怖は、曰く言い難い。
かつて阪神淡路を経験した後輩が、怯え苛立ち危機感を訴えたとき
熊本にいた自分は、全く通り一遍の対応しかできなかった。
自分が経験して、あれはどれほど無理解かつ気に障るものだったか。
それがわかって、何度ヤツに謝りたいと思ったことか。

2月に叔父が亡くなり3月11日には地震、
主に中高年層の買い溜めでモノがない、ガソリンがない、余震は続く
そんな中15日にはうちのお犬、好兵衛は亡くなった。
ペットロスにはならなかったし、余震続発で悲しんでいる暇もなかったが
最期はやせ衰え、苦しそうに息をしているだけ。
本当に不憫で、無理な延命などする気になれなかった。
いま好兵衛はここ、熊本の庭で眠り、きっと僕を護ってくれている。

震災後コンサートは軒並み中止になるし、モノは手に入らず
元々地震慣れしていない九州人の自分は、酒でも飲まずにはおれず春はよく飲んだ。
遠く離れた九州でさえ、首都圏に送るため水やトイレットペーパがなくなる中
重苦しい節電の夏の東京を脱出するように、台北・ホノルル・ソウルと旅し
経済の疲弊、人心の倦怠とは無縁の外国を体感した。
ホノルルではアメリカの豊かさを、台北でもソウルでもダイナミズムを感じた。

GWに訪れた会津若松の桜の美しさは、やはり日本ならではだと思うし
11月のいわきではわずかながら平常を取り戻した部分も垣間見えた。
twitterのTLでは、震災以降、毎日
何が正しいのかにわかに判別しかねる膨大な情報が流れる。
自分のリテラシーの質を常に問われた一年でもあった。

来年は年男。最近「もう50前だから…」と言うことが増えた。
秋以降小さな身体の不調も続き、衰えも感じる。
残り時間がどれだけあるのか「神のみぞ知る」だが、それでも僕は生きている。
大望は何もないが、周囲の人と楽しく話し呑み語れる自分でありたいと思う。
来年もよろしくお願いいたします。

※明日、音楽編を書きます(^^)。
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  1. 2011/12/30(金) 23:26:00|
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