YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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帰省、今年2回目。

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年末年始に引き続き、亡父17回忌のお経をあげるべく
土曜~月曜で今年2回目の帰省をしてきた。

諸事情で最低年に4回は帰る自分としては別に珍しいこともないし、
せいぜい、東京では食えないものや手軽に行けない温泉といったところが
帰省中の楽しみではある。
とはいえ中心繁華街の育ちでありながら
周辺の大型商業施設の方が便利という地方都市ならではの事情で、
なかなかうろつくことのない街を担々麺目指して往復。
さすがにシャッター通りになるようなことはないものの、
東京で普通に各駅にあるようなチェーン店が幅を利かす。
老舗と呼ばれる店が不動産管理会社化しているのを見ると、
どうすればいいのか全く見当もつかない。

今回2晩温浴施設に通ったが、改めて感じるのは聞こえてくる若い層の言葉の汚さ。
方言といえど細かい地域で言い回しは異なるし、年齢でも異なる。
東京方言でも「ありえなくね?」的な言い回しは中高年はしないだろう。
それに類したことではあるのだが。

2晩目、某温泉のロビーで9.11当時の偉いボスを見かけ、思わず避けたが
幸い翌朝悪夢にうなされることなく目が覚めたのはありがたかった(^^)。
次の帰省は18日、中2週のローテーションとなる。
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  1. 2012/01/31(火) 15:48:57|
  2. くらし
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#6 秋山=東響@文化会館

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最初の「オベロン」で「ジャン!」と
トュッティが和音を弾いて主部になだれ込む辺り、
「ああ、これだよ」としみじみと懐かしい気持ちになった。
学生時代慣れ親しんだ、秋山=東響@文化会館の響きが蘇る。

#6 【2012都民芸術フェスティバル参加公演 オーケストラ・シリーズNo.43《東京交響楽団》】
1月25日(水)19:00 東京文化会館
指揮―秋山和慶 横坂源vc
●ウェーバー…歌劇《オベロン》序曲
●ドヴォルザーク…チェロ協奏曲
●ベートーヴェン…交響曲第7番 
1F20-34

ベートーヴェン7番。
ベーム=WPhil75年来日公演の中継でこの曲を覚えた自分は
ベームやカラヤンやイッセルシュテットでこの曲を聞いていた。
が、その重さがこの歳になると辛くなってきて
「のだめ」の頃もあまりこの曲をあまり聞かなかった。
最近ベートーヴェンを聞く時は所謂ピリオド・アプローチを好む。

が、ノンビブに慣れた東響と
派手なことはないが実に真っ当な秋山のベートーヴェン。
滋味あふれ、しかし動脈硬化のない運動性もある演奏。
3楽章トリオで秋山が溜めた後、演奏はさらに白熱。素晴らしかった。

前半、横坂vcの弾くドボコンは「なぜこんなに早め?」と訝る。
弾けてないわけではないけれど、各所溜めたほうがこの曲の魅力は際立つと思う。
アンコール「フィガロ」序曲を聞きながら、
文化会館で録られたベームの来日録音を思い出す。
あれよりはるかに軽快だけれど。

こういう定期でもない所謂お座敷公演が高水準というのが、一番有難い。
良い夜だった。
  1. 2012/01/27(金) 11:43:00|
  2. 音楽
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#4-5 ムリっ。

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普段聞かないジャンルのコンサートが2つ続いた。

#4 【吹奏集団「風の和」《第21回定期演奏会》】
1月22日(日)14:00 なかのZERO大H
指揮:鈴木純也
●リード…吹奏楽のための第3組曲「バレエの情景」
●ヴァンデルロースト…モンタニャールの詩
●バーンズ…交響曲第3番
1F14-8

自分が吹奏楽を聞くのはほぼ年に1~2回なので他との比較はできないが、
リードの曲はいかにもという感じはする。
吹奏楽ではきわめて演奏機会が多い作曲家なので、耳慣れているからだ。
「風の和」は上手いが、ピッチ他でさらなる向上の余地があることは分かる。
先日のソウル・フィル以来、打楽器が以前にもまして気になってきたのだが
意外にもプロとアマの差が出て奥が深いのを実感する。

ヴァンデルロースト作品は面白く聞いた。
ウインドマシンの使用や、ケージを思わせる音型の継続、
tbのコラールは美しく響いたし、ホルスト「惑星」を思わせる部分もある。
バーンズ《交響曲第3番》。
2楽章スケルツォでショスタコーヴィッチを思わせる皮肉な諧謔味、
3楽章でのobソロは美しかったし、その後の「うたこころ」に満ちた旋律は
ブルックナーやマーラーを思わせるところもあり、
ハ長調で盛大に締めくくられる終楽章は、ブラームス2番のそれを思わせるところもある。
アンコールにバーンズ「陽気なバラード」ほか。
自分としては今後、ヴァンデルロースト作品をチェック。

#5 【東京都交響楽団第729回定期演奏会Bシリーズ《日本管弦楽の名曲とその源流-14(プロデュース:一柳慧)》】
1月24日(火)19:00 サントリーH
指揮―野平一郎、杉山洋一 堤剛vc
●野平一郎…オーケストラのためのトリプティーク/チェロとオーケストラのための響きの連鎖
●ブーレーズ…エクラ/ミュルティプル(2002年最新改訂版、日本初演)
1F18-28

で、中一日空いて、今度はサントリーホールの都響B定期へ。
一年のうち最も苦手な現代作品の月である。
開演直前、いつもはごった返す入口が何となく長閑だったり
舞台上方の反響板周辺の釣り装置がいつになくたくさん下されていたり
(これは「響きの連鎖」で使われるスポットライト用だった)
空席があちこちにあったりと、ちょっといつもと違う雰囲気である。

同時代の作品を聞く機会はあるべきだし、文化的意義は大いに認める。
「戦争レクイエム」「トゥーランガリーラ交響曲」は好きでも
ベルクのヴァイオリン協奏曲やシェーンベルクのピアノ協奏曲は楽しめない自分も
だから空席を埋める。
作曲者自身の指揮と堤剛の熱演、よりカラフルなブーレーズを指揮した杉山、
都響の好演(特に打楽器!)はわかった。
だか野平作品にせよブーレーズ作品にせよ結局、
一体全体これをどう楽しめというのか?
自分には当分無理である。すみません。
  1. 2012/01/25(水) 16:06:03|
  2. 音楽
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#3 確かに、ホールがオケを創る

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タタンと「巨人」最後の音がサントリーホールに響き渡ったあと、
ここは昨年10月訪れたソウル芸術の殿堂コンサートホールか?
と見紛う歓声と拍手にスタンディング・オベイション。
アンコール「ラ・ヴァルス」!の後、一回全員はけてから
チョンさんと半数近くの楽員が舞台に戻り
日本語で「ありがとうございます」と唱和。楽しかった。
しかし、サントリーで聞いたからこその確信もちらほら。

【チョン・ミョンフン=ソウル・フィルハーモニー管弦楽団】
1月16日(月)19:00 サントリーH
チョン・ミョンフン(指揮) ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
●ドビュッシー…交響詩《海》
●マーラー…交響曲第1番《巨人》
1F21-26

昨秋訪韓時、2夜連続でソウル芸術の殿堂に通ったが、
2,000席程度の都内主要ホールに比べ2,523席と大きく、
残響は十分だが高音域はあまり響かないホールだと感じた。
あれに合わせると、相当にきつく大きい音を出さないと客席に届かない。

「海」。
これほど遅いテンポでこの曲が始まったのは初めてだ。
要所要所に欧米奏者の混じるこのオケ、ソリスティックな点では申し分ない。
弦最後尾プルトまで懸命に弾き切る音量のバランスも然り。
だがソウルでは気にならなかった、弦のいささか粗い音色はどうだろう。
やや腰高なサントリーホールの響きで、一番気になったのは打楽器。
「巨人」でもそうだが、在京オケはあのような野放図な音は出さない。

チョンさんは「巨人」で1楽章提示部を繰り返さなかった。あれあれ?と驚く。
最近は繰り返されるのに慣れているので、サラっと1楽章が終わった感じ。
2楽章では27小節でコブシを効かせた感じや、
毎度のclのベルアップがほとんど50°?と必死で面白かった。
終楽章第2主題はきわめて遅くたっぷりと歌いこまれる。
しかしこうなると、豪放で魅力的な低弦も含め粗く感じる音色も出てくる。
しかし強固な弦の魅力は抗いがたい。
彼らがサントリーホールに慣れれば、また変わってくるだろう。
コーダになだれ込むと、チョンさん常套手段のシンバル3人大乱打(^^)
一切崩れない金管と共に、満堂熱狂の大団円を迎えた。

「ありがとう」程度にせよ初めて日本語をしゃべるチョンさんを見たり
終演後の韓国式熱狂を見たりで十分楽しませてもらったが、
1階通路前不自然な空席の固まりだけはいただけない。
来ないスポンサーに席をばらまくなら、N響定期並みに価格下げましょうよ。
  1. 2012/01/17(火) 10:17:00|
  2. 音楽
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#1-2 「幻想」と「ダフニス」で聞き初め

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旧成人の日にもなって「謹賀新年」でもないが、今年もよろしくお願いいたします。
ここ数年毎年60公演以上聞き、もはや「ハレ」感が持てないので
少し演奏会数を絞っていきたいと考えている。
とはいえ、行かなかった演奏会に限って「良かった」という評を見ると
目前にあるものをそうそう絞れないワケではあるが。
開演前2時間に行くか行かないか気分で決める、という
行き当たりばったりが今年も続きそうである。

#1【チェンバー・フィルハーモニック東京第10回記念演奏会】
1月7日(土)14:00 紀尾井H
指揮―木村康人 平山慎一郎vn
●ラヴェル…亡き王女のためのパヴァーヌ
●ベルク…ヴァイオリン協奏曲《ある天使の思い出に》(2010年版)
●ベルリオーズ…幻想交響曲
1F16-5

さて聞き初めは、紀尾井ホールでベルクとベルリオーズ。
この演奏会の存在も@SaekiShigekiのツイートで知った。
このオーケストラ、「ニューヨーク・スタイル」を謳うだけあって、
やたら財政援助を募ったり首席奏者に「○○シート」があったりで、
プロかアマかもいまいち判別しがたい。
新年だし、女性奏者たちの色とりどりのドレスは華やかでよろしい。

ベルクは傑作ということになっているが、自分は依然この曲を楽しめず。
「幻想」はセルパンにオフィクレドときて12型(?)のピリオドアプローチ。
ベートーヴェン没後わずか3年でこの曲が作曲された異形っぷりが
改めて浮き彫りに。面白かった。
が、あそこまで凝るなら、何故鐘の代わりに現代ピアノ?!そこだけ不思議。
アンコールは新年らしく「憂いもなく」。

#2【日本赤十字社 第45回献血チャリティー・コンサート】
1月12日(木)19:00 サントリーH
指揮―下野竜也 東京都交響楽団 田村響p モーリス・ブルグob
●グリンカ…歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲
●チャイコフスキー…ピアノ協奏曲第1番
●モーツァルト…オーボエ協奏曲
●ラヴェル…バレエ音楽《ダフニスとクロエ》第2組曲
1F13-30

このコンサートも夕方まで来る気はなかったが、
下野=都響という組み合わせ、「ダフニス」に惹かれ当日券売場へ。
ルスランの後、田村響pfでチャイコン。
流布するチラシ写真と違いメガネ着用の田村と、
久々に座ったサントリー1階前方の響き、2楽章ではflソロの事故に驚く。
田村の音楽は割に重心の低いもの。

当代の巨匠ブルグobの明るい音色で協奏曲が奏された後「ダフニス」。
作り物っぽくない自然なppで夜明け、都響の妙技を
ふんだんに散りばめつつ曲は進み、うるさくない十分なfffで曲を締めた。
下野のあまり才気に走らない、しかし過不足ない造型にも
かなり満足の一夜。ブラヴォー。
ソリスト2人でアンコールもたっぷり。お腹いっぱい。
ちなみに隣席のご婦人、ミネソタ在住時代、
スクロヴァチェフスキーのお友達だったそうで年間70公演超えの猛者。
上には上がいるものである。
  1. 2012/01/15(日) 21:53:00|
  2. 音楽
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