YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#4-5 ムリっ。

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普段聞かないジャンルのコンサートが2つ続いた。

#4 【吹奏集団「風の和」《第21回定期演奏会》】
1月22日(日)14:00 なかのZERO大H
指揮:鈴木純也
●リード…吹奏楽のための第3組曲「バレエの情景」
●ヴァンデルロースト…モンタニャールの詩
●バーンズ…交響曲第3番
1F14-8

自分が吹奏楽を聞くのはほぼ年に1~2回なので他との比較はできないが、
リードの曲はいかにもという感じはする。
吹奏楽ではきわめて演奏機会が多い作曲家なので、耳慣れているからだ。
「風の和」は上手いが、ピッチ他でさらなる向上の余地があることは分かる。
先日のソウル・フィル以来、打楽器が以前にもまして気になってきたのだが
意外にもプロとアマの差が出て奥が深いのを実感する。

ヴァンデルロースト作品は面白く聞いた。
ウインドマシンの使用や、ケージを思わせる音型の継続、
tbのコラールは美しく響いたし、ホルスト「惑星」を思わせる部分もある。
バーンズ《交響曲第3番》。
2楽章スケルツォでショスタコーヴィッチを思わせる皮肉な諧謔味、
3楽章でのobソロは美しかったし、その後の「うたこころ」に満ちた旋律は
ブルックナーやマーラーを思わせるところもあり、
ハ長調で盛大に締めくくられる終楽章は、ブラームス2番のそれを思わせるところもある。
アンコールにバーンズ「陽気なバラード」ほか。
自分としては今後、ヴァンデルロースト作品をチェック。

#5 【東京都交響楽団第729回定期演奏会Bシリーズ《日本管弦楽の名曲とその源流-14(プロデュース:一柳慧)》】
1月24日(火)19:00 サントリーH
指揮―野平一郎、杉山洋一 堤剛vc
●野平一郎…オーケストラのためのトリプティーク/チェロとオーケストラのための響きの連鎖
●ブーレーズ…エクラ/ミュルティプル(2002年最新改訂版、日本初演)
1F18-28

で、中一日空いて、今度はサントリーホールの都響B定期へ。
一年のうち最も苦手な現代作品の月である。
開演直前、いつもはごった返す入口が何となく長閑だったり
舞台上方の反響板周辺の釣り装置がいつになくたくさん下されていたり
(これは「響きの連鎖」で使われるスポットライト用だった)
空席があちこちにあったりと、ちょっといつもと違う雰囲気である。

同時代の作品を聞く機会はあるべきだし、文化的意義は大いに認める。
「戦争レクイエム」「トゥーランガリーラ交響曲」は好きでも
ベルクのヴァイオリン協奏曲やシェーンベルクのピアノ協奏曲は楽しめない自分も
だから空席を埋める。
作曲者自身の指揮と堤剛の熱演、よりカラフルなブーレーズを指揮した杉山、
都響の好演(特に打楽器!)はわかった。
だか野平作品にせよブーレーズ作品にせよ結局、
一体全体これをどう楽しめというのか?
自分には当分無理である。すみません。
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  1. 2012/01/25(水) 16:06:03|
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