YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#13-14 録音と実演

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今年は意識的に演奏会(とその後の酒w)を絞っている。
歳と共に感興の衰えを感じることが多く、たくさん聞いても
心が熱くなるような演奏会はそう滅多にないから。

#13【第15回 地方都市オーケストラ・フェスティバル《広島交響楽団》】
3月27日(火)19:00すみだトリフォニーH
指揮―秋山和慶 マーティン・スタンツェライトvc
●エルガー…チェロ協奏曲
●ブリテン…イギリス民謡組曲《過ぎ去りし時…》/シンフォニア・ダ・レクイエム
3LB30

ただ、若い頃から聞いてきた秋山和慶には寄り添うことにしたし
その手兵と、悪くない相性を持つ英国作品ということではこれは買い。
エルガーの協奏曲、なぜかドイツ人チェリストの実演に接する機会が多いが
ある種のスタンダード、デュ・プレと違い硬質な質感で弾かれること多し。

エルガーなどではわずかにピッチの不統一を感じさせていた広響が、
シンフォニアではガシッとした構築でこの曲の叙情と鋭さを両立させて表出。
近現代作品では、録音では良くても実演ではイマイチなものもあるが、
今夜はブラヴォー♪

#14【東京都交響楽団第731回 定期演奏会Bシリーズ】
3月29日(木)19:00サントリーH
指揮―エリアフ・インバル イリス・フェルミリオンMs ロバート・ギャンビルT
●マーラー…亡き子をしのぶ歌/交響曲《大地の歌》 
1F18-28

で、「大地の歌」。
「抒情交響曲」もそうだが、この曲こそ、
実演では真価が顕れ難い作品の最右翼ではないかと思っている。
第1曲冒頭、あの厚いオーケストレーションを突き抜け
満堂を響き渡らせるバカ声のテノールなど滅多にいない。
といってオケを抑えれば曲が生気を失う。
個人的には偶数曲よりも奇数曲が好きな「大地の歌」。
ギャンビルの健闘はよくわかったが、たとえどんなに素晴らしい演奏でも
脳内バーンスタイン=WPhil+キング+F-ディースカウ盤が相手では勝目なし。
四方・矢部/又紙/鈴木Va/田中・古川Vcと弦の首席陣以下
インバル=都響はいつものように高水準な演奏でブラヴォーの歓呼。
しかし拍手の途中でサントリーHを早めに失礼。
昔はそう思わなかったのだけれど、やはりこの曲の実演は苦手だ_(._.)_。
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  1. 2012/03/31(土) 23:00:00|
  2. 音楽
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生まれて2回目

IMAG0258s.jpg IMAG0269.jpg IMAG0273s.jpg

19~20日で熱海~伊東~修善寺と周ってまいりました。
この方面、生まれて初めて行ったのは06年11月というから
もう5年も過ぎちゃったことになります。
渋滞が好きな人はいないでしょうが、どうも苦手なワタシはつい避けるもんで。
東京から全くの日帰り圏内なのにね。

渋滞にまみれつつ伊東の街中からはちと遠く、最後は山道を登り
「オーシャンビュー ヴィラ ジェイズ」に到着。
まずは5つある風呂のうち1つに入ってから、熱海のMONでメシ。
やはり美味しうございました。クルマだと呑めないのが辛い。
ペンションとホテルの中間のような宿で大浴場はありませんが、
5つの内風呂に入り放題なのはよろし。
帰ってまた風呂、持ち込みワインで就寝。

翌朝8時、宿からの「お食事です」コールで叩き起こされ、
朝食後3つめの内湯に入ってから行動開始。城ヶ崎の灯台へ。
その後山越えして趣ある佇まいの修善寺(写真1)に参拝してから、
そば食って筥湯(写真2)。いやあ、いいお湯(^^)。まったり。

また山伏峠を山越えして熱海に戻り、
昔からJ-WAVEのGROOVELINE-Zでさんざ話題の「熱海秘宝館」(写真3)へ。
これで1,800円ですか?!と思いつつ、ネタ代ということで(^^)。
今回の収穫は修善寺。ここはまた来よう。
  1. 2012/03/21(水) 16:50:05|
  2. くらし
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#12 首席Fl奏者のお薦め

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何回か書いているが、コンサート探しの上でも
twitterは欠かせないツールになってきている。

@nekoranpa2
明後日新日定期公演。かなり面白い内容。サントリーホールに聴きに来ませんか。二階席有。 3月15日(木)19:15開演 会場サントリーホール チャイコ幻想的序曲 シベリウス7番 ニールセン4番『不滅』 指揮:トーマス・ダウスゴー 問合せ新日チケットボックス03-5610-3815

新日首席Fl奏者、荒川洋の上記のツイートを見なかったら、
この日、サントリーホールには行かなかったと思う。
名前も初めて聞くThomas Dausgaardという指揮者の
「かなり面白い」とは何のことか、楽しみに。

#12【新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会サントリーホール・シリーズ第491回《ダウスゴー伝説第1章 シベリウスとニールセン》】
3月15日(木)19:15 サントリーH
指揮―トーマス・ダウスゴー
●チャイコフスキー…幻想序曲《ロメオとジュリエット》
●シベリウス…交響曲第7番
●ニールセン…交響曲第4番《不滅》 
1F21-13

PTch「ロメジュリ」はアマオケの実演で聞く機会が多く、
たぶんプロでは初めて。白銀の輝きを湛えるという趣き。

分かりやすいテンポの変化や盛り上がりに乏しいシベリウスの7番は
個人的に敬遠した時代が長く、さほど良く知っている曲とは言い難い。
演奏が始まると、何だかいつもと様子が違う。
かなりの快速テンポとVaのノンビブ風味の提示にはびっくり。
聞き込んでいない曲なので、どこがどう違うということをうまく言えない。
とにかく、妙に幽玄に演られることが多い曲の運動性や鋭さに光を当てた。
面白い演奏。

休憩後の「不滅」はいわば指揮者のお国モノということになる。
またも快速テンポで弦を新日を極限まで引きずり回し、
必死についていく崔さん以下が見モノだった、というと不謹慎かしら。
この指揮者、気がつくと管をほとんど見ていない。
けれど演奏不可能なテンポは取っていないことからすると、弦楽器出身なのかな。
この曲の目玉、終楽章2ndTimpは舞台上手、Cb後方に。
1階後方ではそうでもなかったけれど、場所によってはうるさかったかも。
この曲、個人的には全体にもう少し落ち着いた演奏の方が好きだ。
けれど、とにかくスリリング。
もう一日あったら、さらにこなれた演奏になったかも。一晩ではもったいない。
というわけで、首席Fl奏者のお薦めには、従って良かったと思います♪
  1. 2012/03/16(金) 10:00:00|
  2. 音楽
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#11 震災一年、ばらの騎士。

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震災からちょうど一年。
この日ダスビがすみだで「レニングラード」を演るのは知っていたけれど
五反田ゆうぽうとでアマオケ演奏会。
このホール、慶応ワグネルの「画家マティス」交響曲以来
実に25年ぶりに入るが、なかなか響く。
たまにはここでコンサートもいい。お犬の散歩圏で近いし。

#11【フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団第53回演奏会】
3月11日(日)18:30 ゆうぽうとH
指揮―カルロス・シュピーラー 小林亜矢乃p
●ブラームス…交響曲第2番
●グリーグ…ピアノ協奏曲
●R.シュトラウス…楽劇《ばらの騎士》組曲
2F2-7

ほぼ8割5分の入り。
普段音楽を聴いていない客層と見え、JB2の2楽章で拍手。ビックリ。
コバケンの娘が生真面目に弾いていたグリーグの協奏曲は
冒頭のわざとらしさがどうにも好きになれず普段全く聞かないのだけれど、
2楽章はいつ聞いてもいいなぁと思う。
「ばらの騎士」は、プロじゃないので何かともう一つ
無い物ねだりしたくはなるけれど、この日に明るいこの曲を聞けて良かった♪
Carlos Spiererという1963年ストックホルム生まれ、
ヒューストン大でVnを研さんハンブルクで指揮法を勉強という
イマイチどこの人だかわからない指揮者の全くヴィーン感皆無なテンポ感含め、
やたら生真面目な演奏に聞こえたのはご愛嬌。
それにしても、グリーグの2楽章はいいなぁ。
  1. 2012/03/12(月) 01:00:00|
  2. 音楽
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#10 素敵なロバ引き

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サントリーと同じくらい初台には通っているけれど、普段はオペラシティ。
そこそこ強い雨の夕、一昨年末「トリスタン」以来の新国立劇場へ。
しかし、オペラパレスではなく中劇場。初めて入る。

#10【新国立劇場オペラ研修所公演《スペインの時》《フィレンツェの悲劇》】
3月9日(金)18:30 新国立劇場(中)
指揮―飯守泰次郎 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 三浦安浩(演出)
●ツェムリンスキー…歌劇《フィレンツェの悲劇》
伊藤達人(グイード・バルディ/T)・山田大智(シモーネ/Br)・柴田紗貴子(ビアンカ/S)
●ラヴェル…歌劇《スペインの時》
吉田和夏(コンセプシオン/S)・糸賀修平(ゴンザルヴェ/T)・村上公太(トルケマダ/T)・西村圭市(ラミーロ/Br)・後藤春馬(ドン・イニーゴ・ゴメス/Bs)
1F17-30

ツェムリンスキー作品を集めていたころゲルト・アルブレヒト盤を買い、
ロクにあらすじも読まずに数回聞いていた《フィレンツェの悲劇》をお目当てに。
字幕を読み理解しながら見ると、強圧的な夫シモーネを横に
バルディの誘惑を徐々に受け入れ結局夫の死を願うという
いやはや何だかなぁというオペラである(笑)。
ビアンカ役柴田はアルブレヒト盤のドリス・ゾッフェルよりも軽い声で、
これはこれで聞きやすい。歌手3人は健闘。
10分近くの無言劇が演じられた後の飯守=シティの音楽が
腰の重い感じで始まるのは予想通り。しかし徐々に「らしい」音になっていた。

初めて行く会場では休憩に入ると喫煙所の確保が急務。
ここの喫煙所は外、脱力系ダジャレで有名?な
作曲家のIセンセも傘さして吸ってらした(^^)。
ホワイエに戻ると、矢崎彦太郎センセのお姿も。

休憩後はラヴェル「スペインの時」。
題名も初めて聞いたこのオペラ、実に楽しかった♪めっけもの。
救いのない《フィレンツェの悲劇》と違い、音楽も明るく楽しい。
ロバ引きラミーノを歌った西村圭市brが素敵!
時計屋の妻コンセプシオンを巡る恋のさや当てを描くドタバタ喜劇で
楽しく一夜を締めくくった。

この公演の難点を言う。装置を一つでまかなうのはいい。
でも悲劇と喜劇を無理に一つのコンセプトで収めるために延々と
無言劇を見せられたのは、聞きに行ってる自分としては好きではない。
待ってるオケピットも手持無沙汰に見えた。
ただし演劇には縁のない自分が思うことなので、読む方は話半分でお願いしたい。

YouTubeを見つけ出したのでご参考までに。フィレンツェの悲劇 スペインの時
  1. 2012/03/10(土) 17:00:00|
  2. 音楽
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