YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#28 都響の 「オケコン」は名演だった♪

121-2_1.jpg

隣席3人組は庄司紗矢香だけ見れば良かったらしく、
後半はいなくなっていた。あのオケコンを聞かないなんて。
実にもったいない。

#28 【東京都交響楽団第736回定期演奏会Bシリーズ】
6月18日(月)19:00 サントリーホール
指揮―大野和士 庄司紗矢香vn
●シェーンベルク…浄夜
●シマノフスキ…ヴァイオリン協奏曲第1番
●バルトーク…管弦楽のための協奏曲
1F18-28

1楽章の終わり、普通ならHr他で高らかに歌われるパッセージが
「みんなで落ちた?」と戸惑うほど弱奏され、
2楽章ではメロディ前半をやや弱奏させ終わりに強奏するといった
細かいワザを随所にちりばめるオケコンの名演だったと思う。
テンポの揺らぎもよく考えられたものと感じた。
矢部・又紙Vn-店村Va-田中Vc-広田Ob-寺本Fl-有馬Hrの首席陣は
大野和士の変貌自在の棒の下、毎度ながら実に高水準。
こうなると先日のラーンキ=東響よりも芸が見える。ブラヴォー。

最初の「浄夜」は十分にいい演奏だったけれど、
こちらの体調のせいか、都響の弦ならもう一段できるはずという印象。
もっとpppが効果的に響けば。
鮮やかに青く、背中には蝶のようなデザインのドレスを身にまとう
庄司紗矢香が弾くシマノフスキの第1番は全くの未聴。
こいつはいやはや予習しておくべきだった。歯が立たず。
でも、普通出てくる「弾ける女流」たちの一頭地を抜く
彼女の技量と華は十分に分かった。素晴らしい。

終演後客席が明るくなっても、ブラヴォーの歓呼絶えず。
すっかり体調は良く鳴った感じがする。ゲンキンなものである。
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  1. 2012/06/18(月) 23:44:00|
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#27 京急快特風オケコン

img079.jpg

前夜の文化会館に続き、当夜はサントリーホール。
大好きな「オケコン」とあらば、前回に続き東響には行かざるを得ない。

#27【東京交響楽団第601回定期演奏会】
6月09日(土)18:00 サントリーホール
指揮&p―ゾルタン・コチシュ
●R.シュトラウス…交響詩《マクベス》
●モーツァルト…ピアノ協奏曲第17番
●バルトーク…管弦楽のための協奏曲
1F21-31

シフ・コチシュ・ラーンキの「ハンガリー3羽烏」の頃から
彼らの名声は高い。今のチラシなら「至宝」扱いかも。
とはいえ積極的にピアノを聞かない自分は、コチシュの実演初めて。
ルックスでも女性ファンの人気を集めた彼ら、
いまや十分ハンガリーの上手いおっさんピアニストである。
こういうときでもきちんとノンヴィブの東響とコチシュ、流石。

休憩後、《管弦楽のための協奏曲》。
基本的にテンポは速く、
楽章間のインターバルもほとんどない京急快特風オケコン。
ピアニストの指揮って、指は動くでしょ的にオケの能力を超えて
音楽が創られることがあると聞くが、まさにそれか。
破綻なくさわやかな音楽を奏で付いていった東響に拍手。
  1. 2012/06/10(日) 13:51:00|
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#26 かなり面白いブル8

img080.jpg IMAG0428.jpg

自分は、海外楽団の演奏会に行くのは年2回程度。
在京オケだけでも十分な数の演奏会があるし、何より高額だからだ。
ベルリン・フィルハーモニーS席1回で、都響のS席年間券が買える。
でも、何度かtwitterでやり取りしている方が乗るとわかったこの来日、
どれにするか迷った結果、A席14,000円をお納めし上野へ。
今回サントリーを外して文化会館を選んだのは、
誤魔かしの効かない音響で彼らの実演に接してみたかったから。

#26 【都民劇場音楽サークル第597回定期公演《フランクフルト放送交響楽団》】
6月08日(金)19:00 東京文化会館
指揮―パーヴォ・ヤルヴィ アリス=紗良・オットp
●リスト…ピアノ協奏曲第1番
●ブルックナー…交響曲第8番
1FR11-8

この日一番驚いたのは、アンコール「悲しきワルツ」における
驚くべき弦の艶やかさとppの音の豊かさだ。
こいつは残念ながら、今のところ最良の在京オケでも歯が立たない。
前半リストの1番を弾いた白いドレスのアリス=紗良・オットは
キャラクターのあるリストを弾いたと思う。
靴を履いているようには見えなかったのだけれど、
まさか裸足ってことはないよなぁ^^;。
それにしてもアンコール「エリーゼのために」って^^;。

で、ブルックナー8番。
かつてマタチッチ・朝比奈・ヴァントに親しんだ世代の1人として、
この曲には拭いがたい固定観念があるのだけれど、
パーヴォ氏のそれは両手を挙げて絶賛はしないにせよ
ただ速い、ただ軽いというのではなく、かなり面白い演奏だった。
不必要な重みを廃し、ディテールに意外な響きをつくる。
例えばアダージョ25小節、ノンヴィブで弦に弾かせたり。
でもブルックナーの音楽として、ギクシャクしたところはない。

ツアーの終盤、疲れからか2hrにミスも出たり
トラと思しき日本人奏者もチラチラいたけれど、
久々ドイツのオーケストラを楽しんだ。
まだまだ日本のオケにも向上の余地があるものである。
  1. 2012/06/09(土) 15:50:00|
  2. 音楽
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