YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#45 きっとワタシに室内楽を慈しむ老後は来ない

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バリトン独唱に導かれ、アカペラで"Prayse ye, the god of golds!"と
「饗宴」の壮麗な響きがサントリーホールを満たす。
ああ、心底こういう音楽が好きなのだなぁとため息が出る。
高校の頃、大規模管弦楽曲を偏愛する自分にレコード店主は
室内楽をもっと聞くよう勧めた。
「老後の楽しみにするから」とその時答えたワタシだが、
きっと室内楽や器楽曲を慈しむ老後は来ない。

#45【東京交響楽団第604回定期演奏会《東響コーラス創立25周年記念②》】
10月28日(日)14:00 サントリーホール
指揮―尾高忠明 ローマン・トレーケルBr
●武満 徹…波の盆(TV音楽の演奏会用編曲版)
●マーラー…リュッケルトの詩による5つの歌曲
●ウォルトン…オラトリオ《ベルシャザールの饗宴》
1F22-17

武満の曲は優しい響きの曲で癒される感じだった。
リュッケルト歌曲集は普段敬遠しているのだけれど、
「この世に忘れられ」だけではない慈しむような音楽ではあった。
で、その頃から近隣席からの異臭?に気付き、
やや音楽に集中できなくなりつつあったのだけれど、ワタシも50前。
気をつけねば。

ウォルトン《ベルシャザールの饗宴》。
かつて沼尻=新星の実演を聞くためだけに上京したこともあるくらい好き。
尾高は今年プロムスでも演奏していて、YouTubeでも少し見たのだが
いやはや東響コーラスの素晴らしい力も相まってフォルムは一切崩れず、
即座に音源をリリースして欲しいくらい素晴らしかった。
以前フルシャ=都響《グラゴル・ミサ》の時もそうだったけれど
完璧な(と思える)演奏はあっけに取られている間に終わる。
そしてなぜか、いつも近隣に変わったお客がいる^^;。
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  1. 2012/10/28(日) 16:58:00|
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#44 インバル 最終章へ?!

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ブラームスの交響曲は4曲。
そのどれも、演奏会のメインとなりうる曲だ。

全曲演奏とはいえ、個人的には1日で複数曲やるのは好きじゃない。
朝はホットドッグ・昼はハンバーガー・夜はリブステーキみたいに
アメリカ圏で肉責めにあっているような気分になってしまう。
一曲で十分お腹一杯なのに、20分で明るい2番と
苦悩諦観の4番に気分を切り替えるのは自分のような凡人には難しいのだ。
しかも意外かもしれないが、自分は轟々たるブラームスの交響曲演奏って
あまり好きじゃない。木管と弦主体で飄々と演る方が好みだ。

#44 【東京都交響楽団第743回定期演奏会Bシリーズ】
10月22日(月)19:00 サントリーホール
指揮―エリアフ・インバル
●ブラームス…交響曲第2番/第4番
1F18-28

自分はB定期の会員だから先週の1+3番は聞いていない。
2番が始まって暫し、都響の弦がきつい響きに聞こえて仕方なかった。
文化会館で聴いたhr交響楽団のふくよかな弦の響きと大違い。
剛直という言葉であらわされる演奏ではあろうが、
もはや好みではないという一言に尽きる。
年間定期会員継続の案内には「インバル 最終章へ」とあったが、
都響も違うタイプの指揮者と新しい境地を開くべきときが近づいているのかも。
大ブラヴォーの歓呼の中、そそくさと帰宅。
  1. 2012/10/24(水) 21:31:26|
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#42-43 中山の上がり3ハ

121019.jpg img085.jpg img086.jpg

続く時は続くもので、10月後半は個人的演奏会ラッシュ。
今年は控えてるつもりだけれど、やっぱり年間50公演は確実な情勢。
ラジオNIKKEIの某番組的には、今年も「エージシュート楽々達成」である。
いま、ちょうど中山の上がり3ハロン辺りか。

#42 【藝大定期第353回 藝大フィルハーモニア 定期演奏会】
10/19(金)19:00 東京芸術大学奏楽堂
指揮―ダグラス・ボストック 野口千代光vn
●シベリウス…組曲「歴史的情景第1番」/ヴァイオリン協奏曲/交響曲第5番
13-27

初聴の「歴史的情景第1番」、意外にゴージャスな曲。
白地に青い模様のロングドレスの野口准教授、協奏曲は骨太に響いた。

大好きな5番は昨年4月のリントゥ=都響以来。
http://yosibei.blog10.fc2.com/blog-entry-706.html
ブロムシュテットのような棒から繰り出されるボストック教授の音楽は
この曲独特の運動性を顕さず、いまひとつ流れに欠けるテンポと
ニュアンスの変化に乏しい表現でいまひとつ好きになれなかった。
悪い演奏とは思わないし、オケは頑張っていたと思うが。

翌日の土曜日は、たまに走る日光街道沿いにでき始めた
「星乃珈琲店」の確かにふわふわなスフレパンケーキダブル(680円)を食べ
(at 星乃珈琲店) http://path.com/p/340cZm
常磐道を北上、 笠間市(茨城)でご近所のお風呂にお邪魔した感じの秘湯?へ。
https://path.com/p/40miS7

で、日曜はすみだ。
開演前、喫煙所が地上の隅っこに追いやられていて愕然。

#43 【水星交響楽団 第47回定期演奏会】
10/21(日)13:30 すみだトリフォニーホール
指揮―齊藤栄一
●ラヴェル…スペイン狂詩曲
●マーラー…交響曲第6番《悲劇的》
3F-RB29

予想よりも早めのテンポで曲を始めた齊藤教授と水響。
tpやhr、大健闘。
なかなか快調と思っていると「ぐしゃっ」と響くシンバルに
「あれ、この響きは聞いたことがある!」と思い出す。
一昨年11月、メッツマッハー=NJPをもうちょっと後ろで聞いてたっけ。
http://yosibei.blog10.fc2.com/blog-entry-670.html
曲が進むにつれ、アマチュアなりの体力の限界が垣間見える。
某木管の1番を吹いていた方、体調いまいちだったのだろうなぁ。お気の毒。

このホール、3階バルコンだと確かに響きはブレンドされる。
でも、高域が丸められてしまうホールだと気付いた。
曲も曲だし、そこはかとない疲労感の中錦糸町を辞去。
  1. 2012/10/22(月) 15:00:00|
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#41 カンブルラン=読響の黄金時代

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カンブルランが就任してから、読響を聴く機会が増えた。
もともと剛直な音を持つ読響がフランスものを継続的に取り上げることによって
響きに柔軟性と透明感が加わってきたように思う。

#41 【読売日本交響楽団第553回サントリーホール名曲シリーズ】
10月18日(木)
19:00 サントリーホール
指揮―シルヴァン・カンブルラン 新国立劇場合唱団
●ラヴェル…バレエ音楽《マ・メール・ロワ》/《ダフニスとクロエ》全曲
2FC11-19

となれば、このプログラムを聞き逃すわけにはいかない。
まずは「マ・メール・ロワ」。
この、精緻な演奏に文句をつけられるヒトがいたら、お目にかかりたい。

「ダフニスとクロエ」。お祭り騒ぎにしない巧演。
長い道のりを経て「夜明け」が来ると、ふと懐かしさに包まれる。
鈴木康浩以下Va陣がノリノリでメロディを奏で、
対するノーラン以下の1.Vnは控えめに応ずる。そのコントラストも鮮やか。
2F最後方の席だったから、ソロの妙技を味わうにはちと音が遠く
エルネスト・ブールとSWRの放送をちと思い出したりもした。
都響の寺本fl-広田obならどう聞こえたのかな?などとも考えつつ
「カンブルラン=読響の黄金時代」とでも言うべき充実の一夜。
ブラヴォー。
  1. 2012/10/20(土) 23:00:00|
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#40 Priere(祈り)

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行かなきゃ行かなくてもいいやとなるところが困ったもので、
本来食指の動くべき演奏会通いも止めていた。
それにしても新宿文化センターは微妙に遠い。
駅からサブナード、区役所で地上に上がり、ゴールデン街を横目にてくてく。

#40 【早島万紀子 オルガン セザール・フランクの「祈り」】
10/12(金) 19:00 新宿文化センター
●フランク…「幻想曲ハ長調」/「交響的大曲」/「前奏曲、フーガと変奏曲」/「祈り」/「コラール第1番」
1F17-1 1F17-24

当日券は簡単に手に入り、下手壁際に座る。
ガラガラの会場なのに微妙に周囲の人口密度が高く、少し居心地悪し。
でも交響的大曲、まっすぐで好きな演奏。
日本のホールオルガンだと、欧州の教会録音より
残響が少ないので技巧が露骨に顕れるのだが。

休憩後、最初に弾かれた「祈り」が良かった。
この曲、録音だとあまりに地味すぎて印象に残らないのだけれど、
席を移動してゆっくり聞くと、実にひたひたと心に沁みる。
コラールももちろん。
一転して未知の派手な曲のアンコールは不要だった気がする。
終演後はしみじみと痛飲。
  1. 2012/10/17(水) 09:49:00|
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クルマ帰省(12秋)

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田舎の墓守という自らの立場からすれば、
春も秋も彼岸にいないというのはなかなか気になるもので
結局のところ、一月以内には時間を見つけて帰省することになる。
気候も良い頃合いになるころで、今年は春秋ともクルマ帰省に。

東京の自宅から熊本の実家まで、今はほぼ1,200km。
最初に熊本から東京まで走ってきた20年ほど前
窮屈なトヨタのスターレット3A/T1.3l、
あの頃は中国道-名神-東名で、それはそれはキツかった。
あれに比べれば、山陽道-新名神-新東名が使えるし、
9年落ちとはいえ今のクルマは極めて楽チンである。
しかも今回は往復とも別々の友人が交代要員をしてくれたし。

往路は9月30日14時11分に上野ランプを出発。
台風を迎え討つカタチで、新名神は通行止め。
仕方なく名神の名古屋あたりで台風と交差することになった。
けれど、そこからは非常に順調、1日5時半過ぎに下関の壇ノ浦PA着。
美しい朝明けを見ることができて、同行のNさん大喜び。良かった。
https://path.com/p/41ADBK
1,230kmを13時間40分で走破、1日8時19分熊本IC着。
ちょっと仮眠を取り、お昼はホテルキャッスルの桃花源で定番を(写真1)。
博多に向かうNさんを交通センターにお送りし、自分は爆睡。

帰省すれば墓掃除に亡母の実家挨拶ほか、一つ一つ務めを果たす。
お昼に行った同級生のビストロでは、相変わらず美味かったけれど
https://path.com/p/4iA6xO
特にこのデザート!何とも言えず上品でありました。
https://path.com/p/2oqsvv
夜は入院している叔母の外泊で温泉家族湯(写真2)。
いつも思うけど、食いもんと温泉は東京に持って帰りたい。

温泉と言えば、48年の人生で今回、初黒川温泉入湯。
https://path.com/p/39LYhX
何度か通ってはいるのだけれど、混み具合に辟易して
いつも隣の万願寺や杖立に行っていたので。
復路同行のFくんといこい旅館で一風呂浴びたけれど
あれだけきちんとしていれば、確かに全国から人は来るよなぁ。流石。
帰り久々に見た大観峰も流石。
https://path.com/p/16woF2

そんなこんなで復路は5日10時44分、Fくんと益城熊本空港ICを出発。
途中、広島の宮島SAでヒッチハイクの院生くん(写真3)を拾い東へ。
大阪高槻BSまで送り届ける。
鈴鹿のF1を見に行くとのことで、いやはや若者の行動力には脱帽である。
海老名の事故渋滞に30分引っかかったのを除くと順調。
翌朝6日4時54分東京IC着、1,175kmを14時間で走破。
50歳になるまでは、まだまだクルマ帰省を頑張らねばと思いを新たにした。
  1. 2012/10/09(火) 00:00:00|
  2. くらし
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