YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#49-51 バロックオペラ~学生オケ~音大オケ

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東京に住んで通算12年目、北とぴあというホールがあることは知っていた。
そこでマルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704)の音楽劇が上演され
なおかつ「捧腹絶倒」という惹句がTL上に見えなければ、
北区王子、たぶんこれからも縁がなかったかも。

#49【北とぴあ国際音楽祭2012 音楽付きコメディ《病は気から》】
11月23日(金)14:00 北とぴあ・さくらホール
マチルド・エティエンヌ エミリアーノ・ゴンザレス=トロ フルヴィオ・ベッティーニ 波多野睦美(以上声楽) 
指揮―寺神戸亮 レ・ボレアード〔ルイス=オッタヴィオ・サントスvn 他〕(管弦楽&合唱) 阿部一徳(俳優)
●シャルパンティエ…歌劇《病は気から》(セミ・ステージ形式、字幕付歌詞原語・台詞日本語上演)
2F-H30

自分にとっては、シャルパンティエと言えば「アクテオン」。洋菓子店ではない。
http://www.youtube.com/watch?v=jqP3Xv-_RmQ
ウィリアム・クリスティ=レザール・フロリサンのディスクを高校のころ聞かされ
群舞で奇声をあげ踊り狂うさまがそのまま録音されていて、かなり衝撃だった。
ま、「アクテオン」だけでお腹いっぱい、その他に展開はなかったのだけれど。

この上演、気鋭の演出家が素晴らしい舞台に仕上げたらしかった。
音楽は、寺神戸亮率いるレ・ボレアードと歌手陣が
「アクテオン」のディスクもかくやという美しさ。すっかり堪能させてもらった。
しかし舞台にもオペラ演出にも疎い自分としては、
バロック後期の優雅な音楽と日本語のドタバタ喜劇感も漂う演劇部分では、
どうにもコントラストを消化できず興を削がれたのであった。
若者たちのハッピーエンド、面白かったけどフランス語字幕だけじゃダメ(^^)?

中一日空けて、今度は東京でも城南。蒲田のアプリコへ。

#50【首都大学東京管弦楽団第51回定期演奏会】
11月25日(日)14:00 大田区民ホールアプリコ
指揮―増井信貴 中村翔太郎va
●ウェーバー…歌劇《魔弾の射手》序曲
●バルトーク…ヴィオラ協奏曲
●チャイコフスキー…交響曲第5番
1F21-12

年末にかけ学生オケの定期がいくつか続くけれど、旧都立大のオケは初めて。
正直、N響プロベーション中の中村翔太郎vaが弾く
バルトークの協奏曲だけ聞いて帰るつもりだった。
好演の部類でブラヴォー♪
今回気付いたがこのホール、高音域は意外に響かないようだ。
バルトークの響きにキツさがない。

気を良くしてチャイコの5番。
合唱指揮のひと、という印象の増井信貴が少し早めのテンポでオケを率い
若者たちは懸命にしかし立派についていく。
もっと正確で美しく均整の取れたチャイコの5番は世の中にたくさんあるけれど
この演奏会を最後に社会に出る若者たちのコトなど考えつつ、
50前のオッサンは終楽章の序奏で不覚にもウルウルしてしまった。

で、翌日は池袋の芸劇。で、こちらも若者たちとはいえプロの卵もいるはず。

#51【東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会】
11月26日(月)19:00 東京芸術劇場
指揮―高関健 清水和音p
●ラフマニノフ…ピアノ協奏曲第3番
●マーラー…交響曲第1番《巨人》
2F-J46

清水和音pで第3協奏曲、好みよりは速いけれど流石のクォリティ♪
休憩後は個人的に今年4回目の「巨人」。
音大生のオケだから、当然技術的な疵は少ない。最後は盛り上がって終わった。
けれど「巨人」をたぶん35年以上聴いてるオッサンからすると、
ここで飛び出す?という事故があったり意外な個所の不統一があったりで
「この子たち、この音楽を好きになれているの?!」と思う瞬間がいくつか。
これは高関がいくら丁寧に仕事しても、どうにもならないような。

この4日間で3公演。
ムリすればあと2つ聞けたけど、今年はあといくつ聴くのかねぇ。
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  1. 2012/11/28(水) 23:47:00|
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#48 名古屋でABr2

img090.jpg

所用で名古屋に行くことになった。
さて。ということで名古屋フィル定期に初見参。
指揮は都響レジデント・コンダクターの小泉和裕でブルックナー2番。
ゲストコンマスは前読響藤原浜雄。渋いプログラムで悪くない。

#48 【名古屋フィルハーモニー交響楽団第396回定期演奏会《ファウスト伝説》】
11月17日(土)16:00 愛知県芸術劇場・コンサートホール
指揮―小泉和裕 ヨハネス・モーザーvc
●リスト…メフィスト・ワルツ第1番《村の居酒屋での踊り》
●シューマン…チェロ協奏曲
●ブルックナー…交響曲第2番(ノヴァーク版)
3F2-49

外は土砂降り、靴の中までビショビショ。お客の入りもちと渋い。
在京オケに比べて、スタッフは多い。

元々全く聞かなかったシューマンの協奏曲は一昨年夏、初めて実演で知った。
《いい加減な聴き手には開始楽章第1主題のパッセージが
「ハイ、それまでヨ」に聴こえ、思わず苦笑(^ ^)》と書いたけれど、
http://yosibei.blog10.fc2.com/blog-entry-655.html
ドイツ系カナダ人のソリスト、陰影も込め闊達に良い演奏をしたと思う。
ただこの席だと、サントリーの2階後方に近い音なので、
ディテールはちと分かりにくい。

後半ABr2、この曲はそれ程聞き込んでいるという訳でもなく
実演は06年2月の都響定期以来か。
自分の席だとうるさく聞こえたし、合奏精度もちと。
シューマンの頃から感じていた、木管陣の音程、弦の響きの粗さが気になり始める。
金管が左右に散らず、木管の山台の上に集中というレイアウトは影響しないのかしら。

在京オケの一部のお座敷とて言えた義理ではないのだけれど、
結構大きな名古屋の聴衆ノイズと併せ、気になりだすとたまらないのが悲しい。
慣れている小泉=都響@サントリーHであればどうだったんだろ。
ま、前夜飲み過ぎた自分の集中力に問題があった、ということで。
  1. 2012/11/21(水) 21:46:00|
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#46-47 ノンヴィブのブルックナーとうた

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9月に下野=読響「復活」で改装オープンしたものの
東京芸術劇場はなかなか行く機会がなく、震災直後の小泉=NJP以来。
内藤=東京ニューシティ管弦楽団もこれまで聴く機会がなかった。
ノンヴィブのブルックナーというのは確かに新鮮。

#47【東京ニューシティ管弦楽団第84回定期演奏会シリーズA《ブルックナー世界初演シリーズ~才能溢れるサクソフォン界の若き獅子と内藤彰(指揮)のブルックナーへの挑戦!》】
11月02日(金)19:00 東京芸術劇場
内藤彰(指揮)上野耕平sax
●吉松隆…サクソフォン協奏曲《サイバーバード》
●ブルックナー…交響曲第7番(川?校訂版)
2F32

吉松《サイバーバード》は初めて実演を聴いたが、こりゃカッコいいすなぁ♪
編成はほぼ2管手頃だし聞きやすく、レパートリーに入るのも納得。

翌日昼鎌倉でN響とAbr7を演奏する井上道義が臨席の下、
川崎校訂版なる版、わかりやすい差異としては
2楽章のシンバルの有無が話題になる箇所で、一切打楽器を使わないところか。

版のせいかノンヴィブのせいか、テンポはやや早めで些か平板な音楽に感じた。
けれど、ちゃんとブルックナーの響きで何ら破綻なく進むわけで、
これはこれでオーケストラの技術力が低くないことを示す。面白かった。
芸術劇場は「ヘンな反響が減った」という記述を見たけれど、
確かにそんな気もする…程度。インテリアは落ち着いた。好き。

相前後するけれど、
前回《ベルシャザールの饗宴》後に向かったライブのことも記録に。

#46【ライブ】うた 遊 @杉並公会堂小ホール(東京・荻窪)
10月28日(日)19:00 杉並公会堂小ホール
松澤奈穂子(うた) 野平龍一(作編曲/p)

Amazing grace~Sunrise sunset~Summertime~夕焼け小焼け~シャボン玉とんだ~黒人霊歌他 前半11曲
十五夜お月さん~小さな部屋~死んだ男の残したものは~●カッチーニ…アヴェマリア他 後半8曲
10-6

『全部「なほこのうた」みたいになる。』
という知人の惹句の通りだと確かに思った。
アンコールは《The rose》~《黒猫のタンゴ》。
  1. 2012/11/15(木) 14:48:00|
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