YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#42-47 11月の演奏会まとめ

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本当にひとつひとつ書くのが面倒になったので、ツイートを再構成しつつまとめて書く。

#42【新宿フィルハーモニー管弦楽団第70回定期演奏会】
11月4日(月・祝)14:00 新宿文化センター大ホール
指揮―倉石篤志
●リスト…交響詩『前奏曲』
●ラヴェル…亡き王女のためのパヴァーヌ
●ドビュッシー(ビュッセル編曲)…小組曲
●フランク…交響曲ニ短調
1F15-13

「小組曲」を聞きに行った。本当に良く鳴る編曲だと思う。
金髪ロン毛tp奏者の方が、歌舞伎町の兄ちゃんぽくて新宿だなぁと妙な感心(^^)。

#43【芸大フィルハーモニア・合唱 定期(芸大定期 第360回)】
11月16日(土) 東京芸術大学奏楽堂
指揮―尾高忠明 芸大フィルハーモニア 徳山奈奈S 佐藤直幸T 堺裕馬Bs 音楽学部声楽科学生 東京少年少女合唱隊
●ブリテン…戦争レクイエム
1F28-22

全体に素晴らしかったが、藝大声楽科の実力見たり!
剛い声で戦争レクイエムの世界を余すところなく歌い切った。
緊張に振った大野=都響も素晴らしかったが、
尾高=藝大フィルハーモニアはヒューマンな美しさに満ち、より共感する。
独唱3人とも過不足ない仕上がりだったが、佐藤直幸tは特に素晴らしい絶唱。
バッハを歌っても世に出られる歌手だと思う。

#44【アンドリス・ネルソンス指揮 バーミンガム市交響楽団】
11月18日(月)19:00 東京オペラシティ・コンサートホール
ヒラリー・ハーンvn
●ワーグナー…歌劇《ローエングリン》より第1幕への前奏曲
●シベリウス…ヴァイオリン協奏曲
●ドヴォルジャーク…交響曲第9番《新世界より》
1F29-27

ローエングリンの演奏中、空腹だった自分の腹がグルグルと鳴ってしまい
恥ずかしいやら情けないやら…。
ハーンvn素晴らし。シベリウスの終楽章は近来にない超特急。
日本人がやるとともすれば重ったくなる3楽章を、舞曲的に弾ききった。
フレモーからラトル時代まてディスクで聞いてきたこのオケ、暖かくていい音。
「新世界」、ネルソンズの色々な手管を見せつけられたが、
もはやガキの頃聴き過ぎて自分は何も感じられない。情けない。

#45【東京都交響楽団第760回定期演奏会Aシリーズ】
11月19日(火)19:00 東京文化会館
指揮―ヤクブ・フルシャ 広田智之ob
●ドヴォルジャーク…弦楽のための夜想曲ロ長調
●マルティヌー…オーボエ協奏曲
●スーク…交響曲第2番《アスラエル》
3FR1-27

久々に文化会館の上階に座ったが、やはり狭い。
マルティヌーを聞きに行ったが、なるほどという感じ。
フルシャの力が入っていた「アスラエル」
YouTubeでチラっと聞いた時から危惧していた通り、自分には晦渋。
3楽章や終曲部分など美しい瞬間もあるのだけれど。
それにしても久々の文化会館、椅子が狭いですわ。

#46【洗足学園音楽大学管弦楽団 第66回定期演奏会】
11/25(月) 18:30 洗足学園前田ホール
指揮―秋山和慶 洗足学園音楽大学管弦楽団
●モーツァルト…歌劇「魔笛」序曲
●ブルックナー…交響曲第7番
1F17-12

ハタチの頃から30年近く聞き続けているこの指揮者が、
いつものように細かく振り分けつつ、ABr7でハッとする瞬間を幾度も造型、
ここまで雄渾に表情付けしたのを初めて見た。
一例では終楽章、31小節からCDEでの低弦の豪壮な響き!
素晴らしかった。ブラヴォ♪

#47【東京都交響楽団第761回定期演奏会Bシリーズ】
11月28日(木)19:00 サントリーホール
指揮―ヘスス・ロペス=コボス ニコライ・ディデンコBs 二期会合唱団
●トゥリーナ…闘牛士の祈り
●ラヴェル…スペイン狂詩曲
●ショスタコーヴィチ…交響曲第13番《バビ・ヤール》
1F18-28

政治的観点を敢えて無視する事でここ数年、
自分はショスタコーヴィチの交響曲に親しんできたが、
徹頭徹尾政治にまつわる批判と風刺でテキストが出来上がっている
「バビ・ヤール」ではその聞き方は不可能。
優れた訳詞もあって、1楽章から惹き込まれた。
全てが体制批判に読めシベリア送りになりかねないテキスト!
自分はソヴィエト連邦が存在していた時代に育った世代だが、
フルシチョフ時代とはいえ、良くぞこんな反体制的テキストが上演されたものだ。
思えばコヴェントリーで「戦争レクイエム」が初演された同じ年の年末、
東ではこんな曲が体制とのせめぎ合いの中初演されていたとは。
改めて自らの不明を恥じなければならない。

ニコライ・ディデンコBsは強靭な声で長大なテキストを素晴らしく歌い、
ロペス=コボスは一見無造作な棒から緻密に都響をコントロールした。
素晴らしい演奏会だった。
しかし、果たしてこれは交響曲か?!この曲に自分は太刀打ちできない。
同時代の一部たる自分には、この政治オラトリオはおよそ楽しみに聞く曲でなく、
冷戦崩壊後30年、近隣にきな臭い動きのある昨今、
この曲を愛聴する自分が想像できないのである。
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  1. 2013/11/29(金) 14:00:00|
  2. 音楽
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