YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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浄夜とアダージョと飲みすぎなバレンタインナイト


バレンタインの夜、オペラシティはシティフィルの定期。
「浄夜」とマーラーの「アダージョ」と来ては
聴きに行かないわけにはいきますまい。
最近は、当日券で入ることがほとんどなのだけれど
今回の矢崎彦太郎指揮の定期、前日にきちんと予約した。
1曲目はツェムリンスキーの「シンフォニエッタ」。
未聴の曲だけれど「らしい」曲だったかな。

2曲目がシェーンベルクの「浄夜」(浄められた夜)。
この曲も、ガキの頃から聴き続けてきた曲。
でも、実演は初めて。
「私は身篭っている。でもその子は貴方の子ではない」
と告白する女に、我々に授かった命と赦し月夜をそぞろ歩く
男女の会話を描いたR・デーメルの詩にインスパイアされて
書かれたこの曲。
いろんな演奏をディスクで聴いてきたけれど
徹底的に磨き込まれたカラヤン盤は未だに凄いと思う。
この夜、舞台上にみんな出た後で
チェロ奏者のパート譜がどっか行っちゃったみたいで
演奏開始が5分くらい遅れた。裏方は修羅場だったのでは。

さて演奏開始。
優しいひびき。
やや遅めのテンポの前半の女の告白部分から、
厳しい音槐のせめぎ合いよりも、美しいひびきを引き出した音楽。
これじゃ、キリスト教文化下における告白の重みよりも、
「不倫も文化」ないまの日本の男女のありさまを反映して
「最初から赦されてる告白」のような気もするけど
後半赦してからは歩みを速めた美しい「浄夜」だった。ブラヴォー。

休憩前のオケは普通の配置だったのに、
休憩後は1stVn-Vc-Va-2ndVnで上手奥にDBの変則対抗配置に。
これで「浄夜」前の混乱の理由がわかった。

で、曲はマーラーの10番「アダージョ」。
「自分が棺に入ったら周りで流しておいてほしい曲」
と酒飲み話で言ったら、呆れられた曲でもある。
ま、それくらい好き、ということ。
途中の不協和音の爆発は「世界が崩れていく」感覚さえ感じる。
クシェネック版に近い?今日のスコア。
pppがあまりなく、ややコントラストに乏しい憾みはあったけれど
中音域のしっかりした暖かい音楽だった。
矢崎彦太郎の棒は、やや細かく振り分けすぎで
音楽の流れと合致しないような気もしたけれど
その分、縦の線は殆ど乱れを見せないオケは健闘。

結局、演奏が良かろうが悪かろうが飲むのだけど
飲みすぎて吐いてしまった(^_-)-☆。
翌日まで残るほど飲んじゃダメですな。反省。
  1. 2007/02/15(木) 19:35:00|
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