YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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恐るべし-アマチュアで聴くウォルトン

イギリス現代の作曲家、ウィリアム・ウォルトンが好きです。

ある朝、NHK-FMから聞こえてきた交響曲第1番に
「何じゃ、こりゃ(・・?)」と思ったのが最初。
それまでは、現代作曲家の交響曲なんか
「よほどの趣味人しか聞くまい」と敬して遠ざけていたのですが。
聴けばウォルトンは完全に調性作曲家で、
戦時中は映画音楽も、戦後は現女王戴冠の行進曲なども書き、
エルガーよりよほどカッコいいとさえ思うものも。

年末の昼下がり、大好きな1番を演るということで
知り合いもいないアマオケの定期に、すみだトリフォニーホールへ。
とは言うものの、あくまでアマチュア。過度な期待はもちろんナシ。
それにしても、英国モノで固めた、こったプログラムだこと♪

【レ・スコアール管弦楽団第25回定期】
指揮:田部井剛
マルコム・アーノルド:「ピータールー」序曲
ブリテン:「ピーター・グライムズ 4つの海の間奏曲」
ウォルトン:交響曲第1番

アーノルドの序曲は、途中ショスタコの「レニングラード」もかくや、
という小太鼓&大太鼓の連打が印象的。
ま、逆に言うと、あまりメロディが特別印象的でもない、ということ。
ところでこの楽団、金管が上手い!
「4つの海の間奏曲」は、知らない曲と信じ込んでいたのに、
始まると「あれ?」という感じ。
少なくとも前2曲は知ってました^^;。
最初のアーノルドと違い、難しいとわかるパッセージでも
弦をはじめオケがついていってるのに感心。

休憩後がお目当て、ウォルトン1番。
拙宅には今数えると、CDがざっと13枚ほど。
演奏は当然、早かったり遅かったり、重かったり軽かったり千差万別。
概ね遅くすると、緊張感が持続しない傾向があります。
だいぶ前に聴いた大友直人=東響の実演は、
精妙だけど重心が高く
難しい曲だなぁ、と改めて思った記憶が。

1楽章の序奏から、若い指揮者、田部井のテンポは遅め。
「縦の線を整えるためのテンポか?これじゃ、最後までもつまい」
と邪推したものの、これがどうしてどうして。
金管が上手くて、ノーミスとは言わないものの
音楽の流れを阻害するような無粋なミスがない!
CDで技術的には整っていてもスカスカな演奏もあるのに、
1楽章は最後までテンションの高さを維持、
悠然と押し切られてしまいました。
これだけで、アマとかプロとか関係なくブラヴォー。
2楽章のスケルツォも、少し遅めのテンポで運び迫力満点。
3楽章のエレジーは一転、少し速めのテンポながらちょっと荒れたかも。
終楽章は悠然と始まり、相変わらず好調な金管が印象的。
意外な表情付けがあったりしつつも、納得できる音楽づくり。
アマチュアだから、という上げ底なしで、ブラヴォーを一声かけてきました。
恐るべし。正直、録音で聴きなおしてみたいもんです。

錦糸町を出て、友人3人と合流して、糀谷中華で夕食。
クルマなんでワタシは酒抜きながら、楽しい小忘年会でありました。
  1. 2008/12/21(日) 23:56:00|
  2. 音楽
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