YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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配置の妙

帰省でしばしお休みしてたコンサートは、
サントリーの東フィル定期で再始動。

【東フィルサントリー定期シリーズ第768回】
指揮:ダン・エッティンガー
● R.シュトラウス/祝典前奏曲
● シェーンベルク/浄められた夜
● R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」

実際は『指揮者の強い希望により』
「浄夜」を最初に持ってきて休憩。
作曲家も編成も違うし、この配置は理に適っている。
「浄夜」はフル編成と見たのだけれど、チェロを真ん中に、
ヴィオラを左右に分けるという面白い対抗配置に見えた。

ネットで見るこの指揮者の評判通り、
速いトコは速く、遅いトコは遅くメリハリのついた音楽づくり。
煽りに煽るというのも。
音をムリに抑えないので、いい意味でミニマリズムの弊害はない。
pppの美しさとのコントラストが出ない、という意味では
進歩の余地はあるだろうけれど
カラヤンの壮麗なディスクを思わせるところもあったり。

ただ、彼の眼前にいるのはヴィーンでもベルリンでもなく、
新国「ヴァルキューレ」他で疲れきってる
東京のフィルハーモニーなのが大きな違い。
休憩中、喫煙場所で年長の男性二人が
「後ろの方なんかロクに弾いてやしねぇのに、
 あんな遅いテンポじゃ保たないだろうよ。」
「ミトロプーロス=ニューヨーク・フィルのディスクは~云々」
とか言ってたけど、
ミトロプーロスの古典的名盤と同列にされちゃぁ、
そりゃ東フィルに酷ってもんでしょうよ(^^ゞ。
確かに、この指揮で東響だったら、新日だったら
と思うところはあったのだけれど。

この日、実は「祝典前奏曲」が一番のお目当て。
サヴァリッシュ=フィラデルフィアのライヴ盤と同じホールだし。
サヴァリッシュやシュタインよりもやや遅く
エッティンガーはベームに近い運びで、壮麗に鳴らした音楽。
大音響もまた愉し。
「ツァラ」も基本的に音楽のつくりは同じ。
映像で知るラトルのように、
作りたい音楽が比較的見える指揮者なので、こういう曲はいい。
ただ、テンポを煽ると疲れているオケの限界が見えてきてしまう。
日フィルとは違った意味で疲れている東フィル、
もう少し、ラクにしてあげられないものかしら。
  1. 2009/04/17(金) 23:52:19|
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