YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ああ、NHKホール。

N響を聴くのは、結果的に年1回程度になってしまいます。
これはと思うサントリー定期はまずチケットが取れないし
渋谷駅から狭い歩道にあふれる若者を縫って歩いて15分もかかる
あの響かないNHKホールが会場だと思うと、自然と敬遠しがち。
今日も渋谷を下りて公園通りに入る手前から大粒の雨。
うんざりしつつ、3階センターの席にたどり着きました。

【NHK交響楽団第1655回定期公演A】
10月17日(土)18:00 NHK・H
指揮―アンドレ・プレヴィン フェリシティー・ロットS
●リーム…厳粛な歌
●R.シュトラウス…歌劇《カプリッチョ》より「最後の場」
●R.シュトラウス…家庭交響曲
(3C-5-19)

ヴォルフガンク・リームの作品は
以前新日で聞いたような気がしたのですが、完全な勘違い。
舞台下手にclをはじめとする木管、
上手にvaとvcが並び、奥には金管が並ぶという舞台。
「厳粛な歌」は調性のある低弦をベースに構築された、
プログラムにあったように耳に受け入れやすい作品でした。

「カプリッチョ」は
ロット自身が歌ったヤルヴィ盤を持っていますが、
高いHrのソロを聴きながら何故か、故若杉弘のことを思い出しました。
前回「月光の音楽」実演に接したのは
実際は飯守=シティフィルの定期だったのですけれど。
フェリシティ・ロットの声は3階でもきちんとディクションが聞き取れ、
納得できる歌唱ではあるものの、響かないこの紅白歌合戦ホールを
「声の力で鳴動させる」という境地には至りませんでした。
これがせめて文化会館であったなら、と思わせられます。

今年は「家庭交響曲」の当たり年。
上岡=新日斉藤=水星交響楽団に続き、実演は今年3回目。
何回聴いてもこの曲、「死と変容」よりはマシと思うものの
やはりまとまりのない曲という印象は変わりないです(^_^;)。
最初のtpはcのハイトーン以外で残念な結果でしたが、
プレヴィンのシュトラウスはヴィーンでのディスクで聴いたように、
全体にオーソドックスかつ心配の要らない演奏。
上岡=新日の破綻寸前までに曲想を拡大した演奏に比べ、
N響を巧くドライヴし一切ヘンなことはせずに
特段ヘンなタメも作らないのですが、コクも不足はしません。
普通に高水準ないい演奏。
曲終盤の強力な弦に支えられたブラスの咆哮は
さすがにN響の実力を見せ付けられた思いがします。
それでも、これがせめて文化会館だったら、という気が
どうしても否めないんですよね。
都内にいいホールがたくさんあるのに、
N響はいつまでNHKホールを使うんでしょうか?!
  1. 2009/10/17(土) 23:58:26|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<「ラ・ヴァルス」と歌手のディクションと。 | ホーム | 渋滞まみれでヘトヘト=連休旅行記後編>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://yosibei.blog10.fc2.com/tb.php/570-2fa20069
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。