YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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疑いもなくいい演奏。でも…

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演奏者全員が席に就きアルミンクを待つだけとなった瞬間、
一生忘れないあの晩がふとアタマをよぎりました。

サントリーホール開場の1986年、大学3年だったワタシ。
故ルチア・ポップ、ペーター・ザイフェルト、ベルント・ヴァイクルを迎え
故若杉=都響がこの曲をこの場で演奏した晩。
演奏の細部はもちろん、もはやどこに座ったかさえ覚えていませんが、
初日を聴いて感激した後輩が2日目の終演後出待ちしてくれてて、
普段は大嫌いだったヤツを思わず抱擁しつつ
「生きててよかった」と吼えたのを覚えています。

【新日本フィルハーモニー交響楽団第455回定期演奏会】
11月18日(水)19:15 サントリーH
指揮:クリスティアン・アルミンク
マヌエラ・ウール・宮平真希子・安井陽子(s)
アレクサンドラ・ペーターザマー・清水華澄(a)
ジョン・ヴィラーズ(t)ユルゲン・リン(br)ロベルト・ホルツァー(bs)
栗友会合唱団・武蔵野音楽大学室内合唱団・東京少年少女合唱隊
● マーラー…交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
1F16-29

永い時を経た中年のおっさんは、もちろん22歳の自分と違います。
まして今日は個人的に結構回数を聞いていて、
「感心はしても感動はできない」というタイプの正直困った指揮者。
オルガンの和音とともに「来たれ」と曲が始まった瞬間
音が溶け合わずバラバラに耳に飛び込んできて、
「ガラになくS席なんか奮発して失敗した」と一瞬勘違い。

この曲、もちろん音楽的頂点は間違いなく第2部にあり
昨今の演奏もそれをきちんとふまえたものが大半。
しかし、大地が鳴動するが如き超ど級のショルティ盤から入った聴き手に
昨今の第1部をアッサリやる傾向はあまり好きではなくて。
アルミンクは予想通り、
見通しよく趣味良く音楽を構築していきます。
疑いもなくいい演奏。でも、だから感動するかというと個人的には。
腰高な新日の音がなおさらそういう感じを強めてしまい、
この時点で自分的には不完全燃焼決定。

まさにその裏返しで、第2部は随所で美しい瞬間が。
特に最初の山上の表現やマンドリンの支えが出色。崔さんのVnソロも好調。
演奏後満場大喝采。ブラヴォーもそれなりに。
独唱陣についても好き嫌いははっきり出ましたが、
「結局趣味が合わない」この一言に尽きるのかな。
こういう晩はついつい「飲まにゃやっとられん」ことになります^^;。
  1. 2009/11/18(水) 23:55:23|
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