YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

肩の凝らない巨匠芸

006-gennady.jpg

遅刻寸前、あたふたと駆け込んだ芸術劇場の席は、初めての位置。
この規模のオケ(16型?)を前に、手すりはあっても指揮台はなし。
あれ?このホール、こんな音だったっけ?

【読売日本交響楽団第166回東京芸術劇場名曲シリーズ】
11月20日(金)19:00東京芸術劇場
指揮―ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
●チャイコフスキー…交響的バラード《地方長官》
 幻想序曲《テンペスト》/組曲第1番/戴冠式祝典行進曲
2J-28

守備範囲外で、名前も初めて聞くような曲ばかり。
知ってる曲は「戴冠式行進曲」のみ。
それでもこのコンサートに来たのは、ロジェストヴェンスキーに尽きます。
もはやこの世代の指揮者、聴ける時に聴いておかないと
いつの間にかいなくなってしまいます(涙)。

初めて見たロジェヴェンの棒はミニマリズムと対極の
一見大雑把、しかし要所を締める巨匠芸。
趣味のよい低弦のバランスが心地よく、これが最初の驚きの理由です。
そのおかげか、前半の「テンペスト」では一瞬夢の世界に^^;。

休憩後の組曲第1番が、知らない作品ながら
チャイコの耳慣れた語法で楽しめました。
ちょいと意表を衝かれたコンチェルトグロッソばりの第1曲、
Va以下の低弦も金管も一切使わない「くるみ割り」的佳品の第3曲。
第6曲(終曲)はデイヴィッド・ノーラン率いる読響の弦の
ピツィカートで優美に始まるのだけれど
これ自体は4番の交響曲で慣れたチャイコの手口。
お目当ての戴冠式行進曲は
たっぷりと重心低くオケを鳴らし、実に気持ちいい。
意外なHrの強奏に巨匠の悪戯っ気が顕れて、こっちも楽しくなる♪

これまでずっと、ロジェストヴェンスキーは
ショスタコとかテンション高い強烈爆演指揮者だと思っていたのだけれど、
こういう肩の凝らない巨匠芸で
「スラブ行進曲」とか「イタリア奇想曲」とかも聴いてみたかった気がする。
ふと、大学1年のとき高田馬場の先輩の部屋で
飲み会後でヘロヘロだというのに
クナの「ヴィーンの休日」なる「命を懸けた遊び」のレコードを
無理やり聴かされたのを思い出したりもいたしました(*^_^*)。
もちろんそれは、青春の楽しい思い出のひとこまです(^_^)v。
  1. 2009/11/20(金) 23:25:43|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<すみだでタコ | ホーム | 疑いもなくいい演奏。でも…>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://yosibei.blog10.fc2.com/tb.php/585-156c6bde
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。