YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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凡演は許されず

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「指揮者の棒が完全に下りるまで拍手はお控えください」
という場内アナウンスで、
先月twitter上で話題になった都響定期。
自然な感情の発露としてのフライングブラヴォーはアリだと思うし
これを言うなら「演奏中に飴を開けるのは止めてください」の方が
より切実、というのが個人的意見なんだけれど。

【東京都交響楽団第701回定期演奏会Bシリーズ】 
6月19日(土)19:00サントリーH
指揮:エリアフ・インバル
ノエミ・ナーデルマンs イリス・フェルミリオンms 二期会合唱団
●マーラー…交響曲第2番 ハ短調「復活」

文化会館定期~ミューザ特別~サントリー定期と
この日は彼らにとって、「復活」3連投の最終日。
《インバル》《都響》《復活》。
この3つが揃ってまず凡演になろうはずはないし、席も完売。
フランクフルト放送響盤で彼のマーラーにはずっと馴染んできたし、
熊本でのベルリン響(現コンツェルトハウス管弦楽団)との
「巨人」の好演は今でも記憶に残っている。

インバルは昔よりも緩急を大きく取り、響きを丹念に創っていく。
マーラーとブルックナーの音楽を長年聴いてきて、
両者の交響曲はもちろん大いに異なる音楽性を持つけれど、
fffで響きを解放する瞬間の魅力は一種共通すると思う。
オルガン的にパウゼで緊張と弛緩を仕切るブルックナーと、
連続的運動で弛緩~緊張へ持ちこむマーラーの違いはあっても、
音響的造型の確かさより
剛い響きの力を満身に受けたい瞬間が曲の随所にある。
矢部・山本‐双紙-田中と熱演する弦トップ陣をはじめ、
P席最前列で歌ってもきちんと聞きとれる独唱陣、管打陣も好調。
若杉~ベルティーニ~インバルと続く
都響のマーラーオケとしての伝統は存分に発揮されていた。
けれど、どこか音楽の高揚に、
3日目の疲れと馴れを感じたのはこちらの邪推かしら。
最後の音が消えインバルがもったいぶらずすぐ棒を降ろし
ブラヴォーの大合唱になると、いつしか心が熱くなったけれども。
録音していたようなので、CD化されたら聴き直してみなくては。

終演後、四谷三丁目のバーで開店パーティ。
知り合い複数。同窓会みたいだった夜(^-^)。
  1. 2010/06/20(日) 03:00:00|
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