YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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日フィル第605回定期演奏会

というわけで、サントリーホールに場所を移し
2日連続でコンサート(^^ゞ。

日フィルは、昨年暮れの第九以来聴いてなかったようで。
もっと行ってるはず、と思ってたんで調べてビックリ。
沼尻竜典指揮で、メシアン《7つの俳諧》とマーラー5番というプログラム。

休憩前に、変わった編成のメシアン。
「トゥーランガリーラ」に慣れている聴き手に
奇異なことは何も起きないものの、
一回聴いた位じゃこれっぽっちも覚えられず
「どんなメロディだったの?一節歌って」と言われても
およそ逆立ちしても覚えられないメシアンらしい音楽(爆)。
印象的だったのは、ピアノソロの永野英樹。
きらびやかで透明な高音。腕は確かと見ました♪
が、ミスタッチしててもぜんぜんわかりましぇん^^;。

さてマーラー5番。
この曲の実演、意外に接しておらず
むかしのA・デイヴィス=BBC響「金返せ」的凡演しか記憶になくて。
同い年の指揮者、沼尻について言うとここ数回、
良く言えばオーソドックス、悪く言うと面白みがいまひとつという印象なんで
失礼ながら、さほど入れ込まず聴きました。

この曲、全体がどんな演奏だろうと
最初のトランペットソロでヤっちゃうと、すべてぶち壊し。
無事クリアして、沼尻は不必要にテンションを上げない音楽づくり。
この日、日フィルの木管は好調。
ハーモニーを気持ちよく作ります。
2楽章の金管によるコラールは気持ちよくキマるし、特筆すべきは
先の音コンで第1位を獲ったホルン首席、福川伸陽のソロ。
起立して演奏した3楽章も含め、ほぼノーミス。
5楽章のアタマ、モットーも素晴らしかった。
イギリス留学の成果か、伸びやかかつ暖かな美しい音。
これだけでも、オケ全体が一段ランクアップした感じになります。

全てがバチっとキマってるとは言いませんし、
例えばベルリン・フィルやシカゴ響が作り出す
凄絶な機能美とはおよそ違う行き方をしている音楽ですが、
沼尻の作り過ぎないつくりが印象に残った晩でした。
  1. 2008/11/16(日) 01:40:00|
  2. 音楽
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