YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#19 当夜の圧巻はボレロ

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昨年就任後世評が高い読響常任シルヴァン・カンブルランは
来日中止の演奏家が続出する中、早めに来日。ありがたや。

#19 【読売日本交響楽団第503回定期演奏会】
4月18日(月)19:00 サントリーH
指揮―シルヴァン・カンブルラン ロジェ・ムラロp
●プロコフィエフ…バレエ音楽《ロメオとジュリエット》より
●ラヴェル…ピアノ協奏曲/左手のためのピアノ協奏曲/ボレロ
2FRD3-5

大震災の追悼に、カンブルランとD.ノーラン率いる読響によって
メシアン「忘れられた捧げもの」がまず演奏。
1曲目、「ロメオとジュリエット」と名のつく音楽は個人的にあまり得意ではなく
プロコフィエフのこの曲もしかり。
しかも昨今、ソフトバンクCMの印象が強烈になってしまっていて
曲は違うけれど昨年11月30日高関健のツイートが頭をよぎる。

一人のピアニストが一晩でラヴェルのピアノ協奏曲を弾く。
ありそうでなかなかない企画でもある。
ムラロ(p)の弾くト長調は汚い音皆無。
素晴らしい軽さも味わえ、左手も主題提示後の ppの美しさ、
たまに打鍵勝負みたいになりがちなffもメカニカルにならず素晴らしかった。ブラヴォー。
オケは好演だけれど、いま一つ金管に冴えた音色が欲しかったところもいくつか。
こういうところは、カンブルランの薫陶がさらに進めば変わるところだろう。

が、当夜の圧巻はボレロだった!
今更どう料理しても想定内に収まりそうな名作が、
マルティノンのディスクを思わせる薫り高さ。
tbソロの後、tub奏者の「さーし!」が見えたのは微笑ましかったが
特に2拍目、3拍めのリズムをつける金管の音色に、
普段日本のオケでは聞けない仄かな色気があった。
こういったところは、カンブルランの絶妙な感覚の冴えを示したものだろう。
素晴らしかった。
来週のヤナーチェク・プログラムにも期待。
  1. 2011/04/19(火) 23:55:00|
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