YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#20 好演の前のプチ食傷。

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演奏会が続くので家でジッとしているつもりだったのだけれど、
インキネン「悲劇的」が、山田和樹マーラー4番に演目変更。
どうにも気になって日フィルサントリー定期、当日券売り場へ。
実は07年10月、山田の在京オケデビューでもあった武蔵野合唱団定期、
「グラゴル・ミサ」「森の歌」でもこのコンビを聴いている。
今回彼の在京オケ定期デビューだそうで、どう進化したか楽しみだ。

#20 【日本フィルハーモニー交響楽団第629回東京定期演奏会】
4月22日(金)19:00 サントリーH
指揮―山田和樹 市原愛(S)伊藤寛隆(Cl)
●マーラー:花の章
●モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K622
●マーラー:交響曲第4番ト長調
1F21-12

演奏前、震災とインキネンの降板に伴う出演者・演目変更の挨拶はともかく、
いくらなんでも、演奏前に専務理事が5分以上もしゃべるのはやり過ぎだ。
しかも苦境にある他団体に関する言及も一切なく、震災当日の定期強行、
直後の香港客演についてもあれでは質の悪い言い訳にしか聞こえない。
正直食傷した。

白けた気分の後、山田和樹登場、「ブルミネ」がきわめて静かに。
指揮台上のたたずまいは、微笑ましいほど若い頃の大友直人にそっくり。
モーツァルトの協奏曲は、バセットで吹いた
首席奏者伊藤の闊達な演奏が楽しめた。
緩徐楽章は、遠い夕映えに映える鳥の群れを思わせる音楽だった。

休憩後のマーラー4番。
昨年から生誕150年→没後100年とマーラーイヤーが続き、
1・2・3・5・6・7・9番では、何回も実演に接してやや食傷気味の曲も。
8番とか「大地の歌」はそう頻繁に聞ける曲でもないので仕方ないとして
4番をなかなか演ってくれないのも、この日当日券売り場に並んだ理由なのだ。
やや早めのテンポで、極めて清潔だが温かみのある響きと
無理のない呼吸に貫かれ、たおやかな叙情をたたえた演奏だった。
突出してバランスを崩すような自己顕示欲的解釈は皆無で
どのソロ楽器も繊細にコントロールされ、
あえて言えば3楽章でのtimpとvaの意外な強奏もフォルムを崩すことなく、
個人的に「次朗さん」と呼んでいるob奏者やhr首席福川、
皆好調で日フィルの演奏力向上を改めて実感。
ブラヴォーを叫ぶような演奏会ではないが、演奏開始前の不快を除けば
山田の在京オケ定期デビューの門出、まずは好い夜であった。

で、終演後新宿で2軒。金曜夜でもあり、知り合いや意外な方やらに邂逅。
12時過ぎの電車で帰ってきてから居酒屋で待ち合わせ。
ハイカラ屋のサラダ、腹一杯で死にそうになった^^;
  1. 2011/04/23(土) 12:26:00|
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