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新百合ヶ丘のテアトロ・ジーリオ。
先日の新日で初めて聴いたのだけれど、噂通りのデッドな会場。
でも、こういうホールは音が上に抜けていくので、
1階じゃない方がいいとの情報も。で、今度は2階上手に座ってみた。
【フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2011《神奈川フィルハーモニー管弦楽団》】
8月8日(月)19:00 昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ
指揮―金聖響
●マーラー…交響曲第9番
2FR2-23
全員黒いシャツスタイルの楽員入場の際、
当然コンマス席には石田泰尚が座るものと思っていたら
茶髪は茶髪でも新日の崔さんが座っているのにはビックリ!
プローベもUst中継され話題になっていた金聖響のマーラー・シリーズ、
震災後のドタバタもあり、結局実演に接するのは初めて。
金聖響と神奈フィル、早めのテンポで緊張感豊かにマーラーの音楽を紡ぐ。
1楽章から随所に今どき意外なほどの強奏が熱い。崔さん効果かも(^^)。
管も下らないミスは一切なかったし、弦も強固な響きを出した。
向こう傷は問わない推進力に溢れた力演。ブラヴォー。
この演奏、合奏精度が粗いという批判はあるかもしれない。
けれど、それを求めるならいくらでも整ったCDがある。
昨年からのマーラーイヤーで9番を聴くのは4回目だが
ナマの演奏会でパッションの欠片もないマーラーを聞かされるのは
ことにこの作品では、相当に辛いものがある。
ただ、終楽章の照明演出は余計に感じた。
演奏が十分緊張を湛えているのに、徐々に照明を落として緊迫を演出しなくても。
あと、金聖響がいつまでも手を下さないので
演奏後の拍手まで2分近かったか。あれはやり過ぎだ(^^)。
コバケン=日フィルの時を思い出した。
とはいえ普段大人しい神奈フィルの豹変、本当に良いものを見させてもらった。
- 2011/08/09(火) 20:06:00|
- 音楽
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