進行方向を間違え地下鉄に乗ったり、一旦乗ったバスを降りて歩いたりしながら
大汗かきつつ何とか2日目の芸術の殿堂へ。
KBS交響楽団はN響的なものと聞いていたので、
現代作品が並ぶプログラムをさぞやカチっと演るものかと思いきや…。
#49【KBS交響楽団第661回定期演奏会】
10月21日(金)20:00 ソウル芸術の殿堂コンサートホール
指揮-咸信益(ハン・シンイク) カンソグnar アンディー・マイルズcl
●セオファニディス…The Magic Pumpkin Seeds
●キューン…Interchange with Different Movements
●ピアソラ…タンゴの歴史
●バルトーク…管弦楽のための協奏曲
3F-M1-1 D-20,000kw
前夜とうってかわって3階最後方の席。
最初作曲者クリストファー・セオファニディス(1967-)が現れ
韓国の民話「フンブとノルブ」に基づく"The Magic Pumpkin Seeds"を初演。
ナレーター(俳優カンソグ)付きで調性を持った非常に聞きやすい作品。
相当遠方の席だが、直接音もよく拾えていい響きの席だし
ホール全体も良く設計されていることを改めて感じた。
2曲目はロルフ・キューン(1929-)の"Interchange with Different Movements"。
ドラム・ベース・ピアノにクラリネットのジャズ群を
オーケストラが伴奏するという韓流ドラマのテーマ音楽みたいなところと
ビッグバンド系の音楽がクロスオーヴァ―した感じ。
マイルズclのアンコールはジャムセッションで、ちょっと定期演奏会には違和感。
3曲目はピアソラ「タンゴの歴史」。
これも11-10-8-6-4の弦5部にob・fl・cl・fg各1のマイルズのソロ。
まぁ、ピアソラである。
休憩後、いよいよオケコン。
前半のプログラムは良くても悪くてもさっぱり判らないが、
この曲は何と言っても20世紀の名曲。ところが、うーん。
アーティキュレーションの不統一や、弦と管で縦の線が合わなくなったりと
およそ前夜のソウル・フィルとは雲泥の差。1楽章の最後など、アンサンブル崩壊。
まともに3日間リハーサルし、前夜同演目で演奏会したのか疑いたくなる内容。
ジャズっぽい曲が続く前半とオケコンの落差があるプログラミングといい
首を傾げる演奏会だった。
後で聞いたところでは、オケとシキサの関係が悪化し
まともにリハーサルできなかったらしい。それなら、ねぇ。
終演後、マイミクさんとその連れの3人で
「カンガンスルレ新林店」 にて焼肉をいただく。これがもう(^_^)v。
あまりに通常量をオーバーしてひたすら肉を食ったため、
「ドラえもんみたいにまん丸になってますよ」と言われ苦笑^^;。
でも美味しかったんだもん(*^_^*)。
その後鍾路の飲み屋にマイミクさんと移動。3時近くまで飲む。美味し。
- 2011/10/23(日) 20:00:00|
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