YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#52 ほっこり 《春の祭典》

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コンサートゴアにもいろいろな人がいる。
この時期来日ラッシュの外来有名楽団を追っかける人もいるが、
自分はベルリン・フィルハーモニーのS席で
GM9に4万円かけるよりも7回演奏会を聞く流儀だ。
とはいえ、これは!と思う演奏会があれば
1万5千円までは奮発しようという気はあるのだ。
もともとテミルカノフにさほどの興味はなかったけれど、
読響客演の評判やヴェルビエでのDS10のYouTubeを見て、
他日公演のチャイコも相当に魅力的だったけれどちょっと奮発してみた。

#52 【サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団】 
11月1日(火)19:00 サントリーH
指揮―ユーリ・テミルカーノフ 庄司紗矢香vn
●ロッシーニ…歌劇《セビリャの理髪師》序曲
●メンデルスゾーン…ヴァイオリン協奏曲ホ短調
●ストラヴィンスキー…バレエ音楽《春の祭典》
A\13,000 2FC11-31

ガキの頃はレコードでさんざん聞いた《セビリャの理髪師》序曲も、
最初の音が鳴って「あれ、こんな曲だったっけ?」とか思う始末。
メンコンは小綺麗ではあるけれど、
庄司紗矢香vnがこの曲を弾く意味がまるで感じ取れなかった。
疑念は、およそ様式感の感じ取れないアンコールのサラバンドで決定的に。
会場は沸いたけれど、上手く弾ける日本人の美人は、たくさん居る。

気を取り直して《春の祭典》。
この、世界中のオケの機能コンテスト課題曲みたいな曲が、
まるでヤナーチェクのように響き滋味あふれる。急がない。
テミルカノフはやたら細かく振り分けて、踊ったりは一切しない。
アルト・フルートも実に雄弁だ。
そしてこの曲が、踊るための曲であることも思い出させてくれる。
ブラヴォーなんか叫ぶのが野暮。ほっこり。
というか、 《春の祭典》はほっこりする曲かどうか(^^)。

そしてアンコールにニムロッド!
思いもしない選曲だけに、彼らなりの311への鎮魂さえ感じる。
あえかにvnが弾き出したとき、
演奏会では滅多にやらないことに涙ぐんでしまった。
まさに後半、芸を堪能した一夜。
終演後は飲み友達Kと新宿で待ち合わせ。気持ちよく痛飲(^^)。
  1. 2011/11/02(水) 12:00:00|
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