YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#56 毒はないけど高関健を想う。

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デイヴィッド・ジンマン。
昔から名前は知っていた指揮者だし、トーンハレとの
R.シュトラウスやピリオドアプローチのベートーヴェンはかなりいいと思う。
普段コンサートに8千円以上出さないことにしているものの(そうしないと続かない)
未だ実演を聴いたことのないヨーヨー・マのショスタコと
マーラー5番ならと2万2千円奮発してみた。

#56 《デイヴィッド・ジンマン(指揮) ヨーヨー・マvc チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団》
11月14日(月)19:00 サントリーH
デイヴィッド・ジンマン(指揮) ヨーヨー・マvc
●ショスタコーヴィチ…チェロ協奏曲第1番
●マーラー…交響曲第5番 
1F21-10

ヨーヨーはなるほど超一流チェリストだ。
ディスクで聞く彼独特の高音の響きは実演でもそのまま。
音にキャラクターがある演奏家は、やはり実演でもそうなのだ、と再認識。

マーラー5番。
このコンビ「らしい毒がない」という評もよくわかる。
第一、開始楽章ですぐ「きっとこれ、終楽章はいいぞ」と思う演奏って(^^)v。
伝統ある中欧のオケというのはこういうものだ、と再認識。
背の高い若いコンマス以下、伝統あるオケにもかかわらず
結構若い全員全くしゃかりきになることなく、余裕しゃくしゃく5番を奏でる。
ジンマンはことさら何か特別なことをするでなく、ニュートラルな解釈。
けれど、つまらないとは思わなかった。悪くない。
こういう演奏を聞くと、日本のオケはマーラーを演るのに
まだまだ気合いが必要なのだと思うし、聞きながらふと、
高関健が目指す一つの到達点はこういうものかもしれないと思った。

週末の知人の訃報でいまひとつ音楽に集中できなかったけれど、
悪くない演奏会だった。
これを日常的に聞けるチューリヒの聴衆は、やはり羨ましい。
  1. 2011/11/15(火) 16:43:00|
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