YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

#22-23 超名曲とそうでもない曲と。

concert_15th_small_20120521231145.jpg

拙宅の棚には、所謂名曲のCDが極端に少ない。
例えば「四季」は1枚もないが、別に名曲をないがしろにしている訳ではなく、
ガキの頃、隔週で必ずFM雑誌を買い隅から隅まで番組表を必死に精読し
録り貯めたエアチェックテープが擦り切れるほど名曲を聞き覚えたので
今更CDで聞こうなどという気に全くならないだけである。

#23 【某 弦 楽 合 奏 団 第15回定期演奏会】
5月20日(日)14:00 某区文化センター
●チャイコフスキー…弦楽セレナーデ
●ドヴォルザーク…交響曲第9番《新世界より》
1F-F33

《弦楽セレナーデ》《新世界》とも2種類の盤しか棚になく
《新世界》はケルテス=WPhil盤が一番だとは思っているけれど、
これほどの名曲になると、誰の演奏でも良いものはイイのだとも言える。

某区文化エンター、後方に座ると残響なしで酷いことになると分かったので
相当前に座る。ここは後ろから響きが返ってくる。
弦楽セレナーデをナマで聞くのはいつぶりかしら。
たっぷりとしたテンポと極濃表現で、こちらの息が止まりそうな箇所も。
この団体継続して聞いているが、今回特にVaがよく弾けていた。
弦楽合奏団なので、管弦楽曲を演るとき管打は全てトラなわけだけれど
常設メンバーではないのでどうしても凸凹ができる。
ごく常識的な範囲でロマンティックな解釈の《新世界》では、Hrがほぼ完璧。
1箇所惜しかっただけ。Flも2番が良かった。
アンコール《フィンランディア》になった途端、管が俄然生き生き。
この曲、吹奏楽レパートリーでもあるからなぁ。

#22【東京藝術大学《モーニング・コンサート3》】
5月17日(木)11:00 同大学・奏楽堂
指揮―湯浅卓雄 藝大フィルハーモニア 中江早希S 仁田原祐p
●R.シュトラウス…4つの最後の歌
●プロコフィエフ…ピアノ協奏曲第3番
1F26-29 学生

さかのぼって、今年度2回目の藝大《モーニング》。
《4つの最後の歌》ってあまり朝に聞く音楽ではないような気もするが
修士3年中江早希Sの歌唱は、ヴィブラート少なくディクション良く、
ルチア・ポップさえ思わせる、好きな歌いぶり。美しかった。
もう少し大きな声で満堂を支配できれば、言うことなし。
大好きな作品を無料でいい演奏で聞ける、有難いことである。
整理券確保のため、公園口からタクシーに乗ったけれど。

どうにも好きになれないプロコフィエフの作品だが、
仁田原祐pの3番は細身から硬質でエッジの立った打鍵で、
キャラクターのある中高音が魅力的。楽しめた。
「でも、この音でベートーヴェンの4番を演られたら興醒めだろうな」
などと考えながら聞いていた。
古典では違う美質が必要だし、実際そうするだろうけど。
本当にバリバリよく弾けてバルトークやラヴェル《左手》なんか演っても楽しそうだ。
  1. 2012/05/21(月) 23:09:00|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<#24 ブログとみずみずしいエルガーと。 | ホーム | #21 小泉和裕、一歩抜きん出た存在へ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://yosibei.blog10.fc2.com/tb.php/785-8dd5fc70
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。