YosibeiのB席

世の中には著名団体の来日公演でS席しか行かない、という方もいるでしょう。でもワタシは、今日も当たりを求めてごく普通の定期に向かいます。なお、コメント/トラックバックを可能にしました。

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#25 文化会館での戦争レクイエム

TMSO753.jpg

ブリテン「戦争レクイエム」。
個人的にものすごく大事にしている作品の一つ。
何回も書いているが、79年5月7日東京文化会館サヴァリッシュ指揮N響
(ヴァラディs・シュライヤーt・フィッシャー=ディースカウbr)
の演奏は中学3年だった自分には衝撃的なもので、
往時のエアチェックテープはMP3化して今でも時折聞く。
その文化会館で次期都響音楽監督、大野和士が振るということでチケットは完売。

【東京都交響楽団第753回定期演奏会Aシリーズ】
6月18日(火)19:00 東京文化会館
指揮―大野和士 リー・シューインS オリヴァー・クックT 福島明也Br 晋友会合唱団 東京少年少女合唱隊
●ブリテン…戦争レクイエム
1FR8-8

大震災直後の高関=東フィルはキャンセルになってしまったので
この曲の実演は10年12月デュトワ=N響から2年半ぶりになってしまった。

室内オケをどこに配置するかもこの曲の興味の一つなのだが、
矢部-双紙-鈴木-田中-寺本-広田という首席陣は
通常打楽器が陣取るオケ後方山台に2列で並びその下手にクックTと福島Br、
合唱のさらに最後方にシューインSが立つ。
オケの打楽器は四方女史率いる1stVn後方下手。合理的だ。

演奏は無理に声高に主張せず、何も作為的なところなく、オケも指揮も素晴らしい。
韓国人オリヴァー・クックTが、ディクション歌い回しとも実に素晴らしかった!
日本人歌手がこの曲を歌うのを数回聴いているが、なぜ走ったりすることが多いのだろう。

初演から半世紀経ったいま声高に慟哭する演奏は今や主流ではないが、
静かな緊張をはらみつつひたひたと音楽は進む。申し分ない。
先述のサヴァリッシュの熱さ、烈しさがどこか懐かしくもあるけれど
間違いなく東京で聴ける最善の演奏のひとつ。感慨深く帰宅。
  1. 2013/06/20(木) 22:58:35|
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